孫将人、過去コラム 2013年7月4日発表
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☆孫将人(そんまさと)
前回のおさらい&スピリチュアルコラム
「ネガティブな愛、ポジティブな愛の違いとは?」パート2
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○ 気づきのセンサー感度(幸運体質)を高めることで
極端な状況までに追いやらずに、幸せに生きることができる
○ 愛のネガティブなやり方は「引き止めること」
愛をポジティブに発揮すると、「解き放つパワー」になる
○ お母さまがはまっている「宗教」も「常識」も
縛り付けるものはネガティブな愛情
○ どんなものでも、ポジティブなもの、縛り付けずに
解き放つものは本物の宗教であり、愛であり、あなたの本質
○ 縛り付けることだけが愛ではなく、もっと自由に解き放ち
愛を示すのが真に宗教的な人、スピリチュアルな人
ということで、前回は愛情を押しつけるお母さまとの
接し方について、上記のポイントを踏まえお応えしました。
愛情表現は、ネガティブな方法だけでなく
ポジティブに表現することもできます。
普段から、不安や心配グセがあると
愛情表現も、ネガティブになりがちです。
一方
信頼と祝福というポジティブな生き方ですと
愛情表現も自然とポジティブになります。
それが、解き放つパワー。
信頼と祝福のパワーなのです。
ここで、前回ご質問の読者さんから
メッセージをいただきましたので紹介いたします。
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母の事で相談したものです。
メルマガで取り上げて頂きありがとうございました。
先生からの回答を何度も繰り返し読ませて頂きました。
何度読んでも涙がこみ上げてくるのですが、わからない事があります。
『引きこもりも宗教にはまるのもお互いに引きとめようとするから』
という所です。
私は兄が仕事を辞めたのは
何かがプツンと切れてしまったのではないかと思うのです。
兄は真面目で優しい人です。
働かなければと思う気持ちとまた忙しい生活をする事に
疲れてしまう気持ちで動けないのだと思うのです。
それがひきとめると言うことなのでしょうか?
ただ仕事を辞めてから既に10年以上の月日が経ってしまいました。
縛りつけるのではなく
自由に解き放つ
ポジティブな愛を示すとは
温かく見守る
くらいしか思いつかないのですが…
ここをもう少し詳しく教えて頂けますでしょうか?
よろしくお願いします。
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どれほど立派な教えであっても
ネガティブな教義は、信者を
閉じ込め、引止めようとしてしまいます。
一方、ポジティブな教えは
その人を自由に軽くしていきます。
お兄さまの引きこもりも
お母さまが熱心になっている教えも
シンボル(象徴)として捉えてください。
どちらも、「引き止める」という
ネガティブな愛情のシンボルとなって表れています。
> 兄は真面目で優しい人です。
実は、お兄さまだけでなく
お母さまも、あなたも
そしてあなたの子どもも
みんなまじめで優しい人なんです。
ただ、その表現方法が、ネガティブに出るか
ポジティブに出るかの違いなんです。
▼ ネガティブにまじめで優しくなると
妙なところで、カンペキ主義になってこだわったり
先読みしすぎで、不安になって行動できなくなります。
こういう人たちの特徴として
やたら保険の話が好き、というのがあります。
(↑これは不思議なんですが、共通しているんです)
ポジティブな状態であると
子どもを見て分かるとおり
先読みをしすぎることなく
身軽に行動した後から、対処法を考えて
楽しみながら、どんどん成長していきます。
ここで少しまとめると
【ネガティブな愛情】
・ 引き止める
・ 不安・心配
・ 集金に熱心な宗教
・ いわゆる常識や社会
・ 重たい気持ち(こうあらねばならない)
・ 大人
不安をあおり、引き止めて
お互い仲の悪い信者(群集)を増やそうとする
【ポジティブな愛情】
・ 解き放つ
・ 信頼・祝福
・ 真のスピリチュアル
・ 個人・自立
・ 軽い気持ち(こんな風になったらいいな)
・ 子ども
信頼と祝福を送り
解き放ち、天と一体となる
逆説的なのですが
▼ ネガティブな愛情では
人はお互いを引きとめ合います。
しかし
お互いの仲は良好ではありません。
派閥や宗派ができて、いつも分裂しています。
▼ ポジティブな愛情では
お互いを解き放つため、自立しています。
しかし
お互いの違いを認めつつも、尊重し
いつでも一体感を保っているのです。
ポジティブ・ネガティブの愛情表現では
どちらが良い・悪いという
ジャッジ(判断)に目を向けるのではなく
どちらも同じ愛情である
と気づくことからスタートします。
そして、無意識であれ意識的であれ
どのような愛情表現をしたいかを、人は選んでいるのです。
▼ 地球社会では
大人はネガティブになりがちです。
それが
「常識をわきまえている」とか
「知的である」とか
「洞察力がある」といわれるのですが
実際は、ネガティブに傾いているだけのケースが多々あります。
もしかしたら、お兄さまは
大人なのに。。。と、自分を責めて
さらにネガティブに傾けているのかもしれません。
「いい年した大人なのに。。。」
「常識的に考えたら、バリバリ働いている年齢なのに。。。」
など、自分で自分を責めてしまい
余計に動けなくしているのかもしれないのです。
▼ あなたにできることは、子どもを連れて
実家に帰るぐらいかもしれません。
ただ、後先(あとさき)考えない子どもと一緒に遊ぶことで
先読みしすぎず
「ちょっと働いてみようかな」
と軽い気持ちを持つチャンスを与えることができます。
▼ お兄さまやお母さまを
変えようとしなくても大丈夫です。
あなたは、子どもにポジティブな愛情で接することで
そして、子どもを縛り付けようとせずに
許しの雰囲気
信頼と祝福の雰囲気で解き放つなら
自然と、お兄さまやお母さまも変化していきます。
で、上記のことを深刻に重たく捉えなくても大丈夫です。
深刻になると、ネガティブに偏りますので。。。
かる~い気持ちでポジティブに取り組んでみてくださいね。
☆─今回のポイント─☆
○ ネガティブにまじめで優しくなると
先読みしすぎで、不安になって行動できなくなる
○ ネガティブな愛情は、人はお互いを引きとめ合うが
派閥や宗派ができて、いつも分裂している
○ ポジティブな愛情は、お互い自立していて
尊重しつつ、いつでも一体感を保っている
○ 地球社会ではネガティブが大人っぽく知的で
常識をわきまえている、勘違いしている
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