孫将人、過去コラム 2012年4月12日発表
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☆孫将人（そんまさと）コラム
前回のおさらい＆コラム
「貝類は海を浄化してくれている」
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前回はセルフイメージのワナをテーマに
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○ セルフイメージはイメージしなくてもＯＫ
○ セルフイメージを磨くのではなく、今、取り組んでいることを楽しもう。
○ 楽しんでいるとき、セルフイメージ・地位・立場を離れることができる。
○ セルフイメージを意識しすぎると
横柄な態度になったり深刻になって楽しめなくなる。
○ 何でもできる、何にでもなれるという柔軟な姿勢・態度であれば
いつでも幸せを感じることができる。
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↑とお伝えしました。
最近は、自己啓発がはやっていますが
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こうしたことに気をとられすぎると
準備ばかりの人生になってしまいます。
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願いをかなえるほうにエネルギーを注ぐのではなく
そうした自己啓発にエネルギーをかけてしまい
いつまでたっても願いをかなえることができないままになってしまいます。
もちろん、自己啓発がよくないというわけではありませんし
セルフイメージや潜在意識について探求することがダメというわけではありません。
ただ
本末転倒になってないですか？
ということなんですね。
さて、今回の質問に移りますね。
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Ｑ．受け止めきれない事実を知って食べ物が恐いと思う自分でいいのでしょうか?
魚介類が大好きなのですが、先ほど、『震災で津波で漂流してる遺体を
海老や魚なんかが食べている。』ということを知りました。もっともっとエグいことも知りました。
正直魚介類食べたくないです。でもこの食べたくないという理由が自分が恐いものから
守ろうとしているだけで薄情なんだと思うし、割り切れません。
どういう気持ちで向き合うべきなのでしょうか。教えてください。お願いします。
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ご質問ありがとうございます。
今回の長老の話でもありましたが
すべての生物は連鎖（つながり）があります。
地球のバランスを保っている生物がこの数十年で
急速に絶滅に追い込まれています。
しかし、このことは以前から私たちは認識していたのです。
ただこうした「不都合な事実」から
目を背け自分たちの快適さ
や欲望を追求しつづけてきました。
陸地だけでなく海洋も、緊箍児（きんこじ）を通じて
地図でチェックしましたので少しシェアしますと
今回の放射能ことだけでなく、私たちが想像している以上に
（産業廃棄物の垂れ流し、農薬、家畜の糞尿などで）
現在、海は汚れています。
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その汚れを一生懸命に浄化しているのが、貝類たちのようです。
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（あまりこういうことは言いたくないのですが）
ですので、貝類の摂取は気をつけたほうがよいでしょう。
というのも、彼らが身代わりになり海をキレイにしてくれているからです。
> 正直魚介類食べたくないです。
はい、私たちに足りないのは事実と向き合うことです。
というのも、遺体を食べていなくても
魚介類は海の生物を食べて成長しています。
どんな生物を食べているかは、魚介類によって異なりますので
生物図鑑などで普段、その魚は何を食べているのかを調べてみてください。
それらを目を背けずにじっくりと眺めてみてください。
> でもこの食べたくないという理由が自分が恐いものから
> 守ろうとしているだけで薄情なんだと思うし、割り切れません。
何を恐れているのかを観察してみてください。
遺体を間接的に食べているのが怖いのかもしれませんね。
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そして、どんな理由であれ
ムリに魚介類を食べなくてもＯＫなんです。
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というのも、近年、漁業も近代化しすぎて
海から魚が少なくなって、絶滅の危機に追いやられています。
ですので、どんな理由・きっかけであっても
お魚を食べる人が少なくなることは地球の環境に貢献していることになります。
気分を害することは健康を害することと同じです。
魚を食べることで気分を害し、健康でなくなるのであれば
それをストップすることです。
魚介類を取らなくても、代わりの栄養素は
他の植物性の食品から取ることは十分に可能なんです。
これをきっかけに
植物性の食材で好きな食べ物を見つけてみてくださいね。
☆─今回のポイント─☆
○ 特に貝類は海を浄化してくれている。
○ どんなきっかけであれ、魚を食べないのは地球環境によいこと
○ 気分を害することは健康を害することと同じ
○ 魚介類以外の植物性の食材でおいしいものはたくさんある
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