苦しみの選択でも、その生き方を尊重する | 幸運体質の作り方 by孫将人

幸運体質の作り方 by孫将人

スピリチュアルで読み解く不幸な人の特徴と幸運体質の作り方


幸運体質の作り方 by孫将人


孫将人、過去コラム 2012年4月2日発表

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☆孫将人(そんまさと)コラム
前回のおさらい&コラム
「苦しみの選択でも、その生き方を尊重する」
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○ 幸せを感じられないときこそ「幸せだなぁ」とつぶやいてみる
○ 問題、善悪は自分で決めること。
○ 無関心な態度、問題を問題と捉えない態度こそ問題?
○ 成し遂げられないぐらい大きく悩もう

○ 山上の垂訓(キリストの言葉)も読んでみよう
参考:http://www1.ocn.ne.jp/~bp200702/sannjousuikun.html
参考元:インマヌエル別府キリスト教会さまサイト
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と前回はお伝えしました。

山上の垂訓を一部、引用しますと。。。

 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
 悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。
 柔和な者は幸いです。その人は地を相続するからです。
 義に飢え渇いている者は幸いです。その人は満ち足りるからです。
 あわれみ深い者は幸いです。その人はあわれみを受けるからです。
 心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。
 平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからです。
 義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
 わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで
 悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。
 喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。・・・(後略)」


というように

真の豊かさとは、周りに無関心になり自分の強さを誇示することではなく
この世の出来事に心を痛める

ことのできる「心の貧しい人」に宿るということかもしれないですね。


さらに

「喜びなさい。喜びおどりなさい。」

といいます。


あわれみ深い人は、世界の苦しみを感じ取れる愛の人です。
その人こそ、天から祝福されているといえます。


本当に思い悩む必要のある人は

「思い悩むことをしたことのない人」です。


そうではないですか?


ちょっとパラドックス(逆説)を感じるかもしれませんが

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世界のこと、周りのことで思い悩む感性がある人こそ
歓喜の中、喜びおどることができるんですね。
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さて、以前ご相談いただいたからの質問に移ります。


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先生お久しぶりです。いつもメルマが拝見しています。

以前弟が働かないで困っていると相談させていただきました。
あれから私は一人暮らしをしています。
母が気になるのでたまに弟に内緒で連絡を取っています。

弟の八つ当たりがひどいらしく、生きているのがやっとのようです。
郵便物は転送をかけているので実家の住所で私に郵便がきます。
「金返せ」「今までよく遊んでこれたな」と脅しのような文面がきます。

私は今でも自分の生活をしながら、母に頼まれ家のローンも
払っているのにいたたまれません。仕事も掛け持ちをし、贅沢もしていません。

弟のことを許せないけど、考えないようにして私は生活をしているのに
私だけ嫌な目にあわないといけないのでしょうか。

何のために働いているのかさえわかりません。
自分に自信がもてなくなってしまいました。
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はい、ここももう1つ決断が必要ですね。


つまり、家のローンを払う必要があるのか、どうか?

ということです。



1つ提案としては

お母さまに決断を迫りましょう。


というのも、たとえ家のローンを支払いあなたの名義になったとしても
その家から弟さんが離れず、ずっと居座り続ける可能性はないでしょうか?

以前、長老の話にも出ましたが


この世のものはすべてレンタル品です。
この世で所有できるものはありません。


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なぜなら、あなたも孫将人も自分の身体ですら
100年程度レンタル
しているに過ぎないからです。
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さらにはあなたの名義の家であっても
あなたが住めないのであれば、あなたの所有のものといえるでしょうか?


その家は、あなたの幸せのために必要でしょうか?


何のためにお金を払いつづけているのでしょうか。

10年後、20年後のことをイメージしてみてください。

ここを考えると、結論が出てくるはずです。



あなたは若いですし、結婚したら
その家でなくても、将来のご主人さんと新たな家に住み
新たな家庭を築くことができますので、ご安心ください。



あなたは以前
「弟から離れて、一緒に暮らそう」
と、お母さまに提案していますよね。


それをお母さまは拒否したとお聞きしていますが


もしあなたが家のローンを払わずに

お母さまと弟さんが家を追われたとしても

それは、厳しい言い方かもしれませんが

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『お母さまと弟さんが自分たちで選択した生き方』であります。
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※ 家を追われたとしても、自治体が運営している
住宅がありますので住む場所には困らないでしょう。



たとえ、家族であっても、苦しみの道であったとしても
その選択を尊重することが大切です。


このことをじっくりと考えてみてください。


あなたが苦しむのは

彼らの選択を尊重せずに、また自分自身の幸せを尊重せずに

自分が将来住めない家

のローンを払い続けていることにあるといえます。




☆─今回のポイント─☆
○ 心の貧しい者よ、嘆き悲しむのではなく
祝福の中、歓喜の中、喜び踊りましょう。
○ 自分の身体ですら100年程度のレンタル品。
この世で所有できるものは何もない。
○ 将来あなたの住めない家はあなたのモノといえない。
○ 近い将来、ご主人さんと新しい家と家庭を築くことができる。
○ 家族であっても、苦しみの道であっても
彼らの選択した生き方を尊重すること。
○ 自分の幸せと彼らの選択した生き方を尊重しないから苦しむ。
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【追伸】
宇宙の兄弟たちは、アドバイスはくれますが
彼らは対等な存在として、私たちと接しています。

自分たちの生き方は自分たちで決めるべきであり

たとえ、さらによい生き方があるにせよ
地球の人々の選択した生き方を尊重し無理やり変えることはしません。


たとえ苦しみの道であったとしてもです。。。


それが、尊重するという態度です。


(もちろん、地球の人々が不要に苦しまないように願い、アドバイスを求める人には
どのようにすれば、地球がさらに平和になるかを親切に教えてくださっています)





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