仮縫いでは 襟は 右のラウンドの形に変更
裾は もう少し タイトにします
『 仮縫いじゃあ いいのか どうか 解らないな――』 って EMIさん
確かに 御客様は そうかもしれませんね。
それが
出来上がりました。
ダブル カシミアが ふんわり 包んでくれます。
ところ どころ 覗く ピンクのドットが 華やいで映ります。
なんて 暖かい
なんて 気持ちのいいこと
なんて 軽い。
って
感激してくださって
『 私なんかが 世界中でひとり。 こんなに いい物 着ていいのかしらーー』 って
謙虚なことを おっしゃる。
『 これ 着て帰ります。』 『 一生 大事にします。』
『 お風呂に浸かってるみたいに 癒されるー』
着てきた、 高価な ブランドコートを 脱ぎ捨てて、
『 これ 重いから寒いから 荷物で送っておいてください 』 って
真の 上物が解って来てしまった EMIさん
また 目覚めさせてしまったかな。。。。。
関東地方の 春よ
もう少し 待ってほしい。
EMIさんが コートをもっと楽しむために 。。。。もうすこし 北風がんばって。。