トヨタとホンダ、中国でHV開発加速=現地生産で低価格化-「虎の子」技術、海外へ
時事通信(2014/04/22-21:27)

世界最大の自動車市場である中国で、トヨタ自動車とホンダの日本勢がハイブリッド車(HV)について、モーターや電池など基幹部品の現地生産の準備を加速させている。
価格を引き下げて本格的な普及を実現するには、基幹部品を含め開発から生産まで中国で一貫して行う必要があると判断。

トヨタは2015年、ホンダは16年にHVの現地生産を開始し、得意の環境技術で中国市場での巻き返しを目指す。
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HV技術はもはや成熟化したと判断したのだろう。
研究開発費の償却に開発した技術で中国で利益を上げる。

これが自動車業界の利益構造。

マツダも古いアテンザを中国では併売するが、日本では陳腐化したもので利益を上げるのが狙い。

実は、研究開発費の償却は未だに15年だ。この償却費が長いために、余計な税金を収めなければならない。

現代における新技術で競合激化で陳腐化が激しく、5年償却が妥当だ。
15年間も飯が食える技術なんてありえない。
なのに、財務省はアホやから未だに15年償却を強制する。

利益を得ようとしたら、海外に陳腐化しそうな技術を叩き売ってその後の利益を生み続けるという構造になるのでこれは仕方がない。

日本の技術流出と海外移転は、実は財務省がアホやから仕方がないこと。
トヨタとホンダを悪く言うのはお門違いで、全て財務官僚が実態と世間を知らないことが悪い。
まあ、政治家も気がついていないんだろうけどね。

民間の各業界から一人ずつ国会議員を排出し、もう少し経済政策や規制緩和などの大胆に実施すべきで、政治のプロは数人で良い。

得た収益で燃料電池や水素、ディーゼルなどのシンプルな技術に戻す動きとEVやPHVの充電設備整備するのが、重要なこと。そして未だ過渡期なのだろう。

ディーゼルのユーロ6のクリーン企画で欧州ブランドが量産してきたら、たちまち日本国内はドイツやフランス勢のディーゼルに席巻されるだろう。