そうだ、ローマへ行こう! 〜 その4 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

人と人との繋がりを感じたこのローマ滞在。

 

元々は来伊中の友人に会いにきたのだが、彼女が宿泊していたホテルのオーナーも友人であり、本当に良くしてもらった。年末に帰天された名誉教皇にも最後のお別れが出来、知人のご主人でヴァチカンで警備をされている方にも会い、彼のお陰で追悼ミサにも与れた。

 

また在ローマの友人にも会え、そして昨年からグレゴリアン大学で神学を学んでいる学生に是非会って欲しいと日本の知り合いの司祭に言われていたのだが、それもやっと叶い、イタリア法を勉強中の友人の息子君にも同じ上智繋がりで紹介出来た。将来有望な彼らに神様の祝福がありますように。

 

それにしても、今回の旅では食べたいものをかなり食べた。ブカティーニ・アマトリチャーナ、スパゲッティ・カルボナーラ、プンタレッレのサラダ、カルチョッフィ、乳飲み子の羊肉。切り売りピッツァにスプリと呼ばれるライスコロッケ。ピッツァ・ビアンカが好きで買って帰ろうとしたが、いざ探し始めるとなかなか見つからず。ぎりぎりまで探し求めていた。

 

ミラノであの大きさだったら5-6ユーロはするよな…と思っていたら、なんと3ユーロちょっと。しかし、夏前に80セント、高くても1ユーロだったらエスプレッソは、どこも1.2ユーロに値上がっていた。しかしレストランはミラノに比べれば、ずっと量が多く、かなり安い。物価の違いだろうか。

 

意外にも中華料理が少なく、中国人経営の日本食も街中では見かけなかった。ミラノではゴロゴロしているのに!

 

何事もミラノの比較しまいがち。カオス、喧騒という言葉がぴったりなローマであるが、それはそれで懐かしくも思う。

 

帰りの電車で現実に戻されるようなチャットでの打ち合わせの嵐。

 

あー、ローマの休日も終わった。