いよいよ帰国 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

一気に暑くなったミラノ。
私の顔や首元、腕もいよいよ焼けてきた。
こうなると、敢えて白い服が着たくなる。

さて、長女のことは、後ろ髪引かれるが、いろいろな状況から明日日本へ発つことになった。結局私がいても、必ず誰かのせいにして、何もしない。心配は尽きないが、ここに残っても何も変わらない。であれば、「信頼」するしかない。それは、非常に「忍耐」のいるもの。

それでも、これは確実に信頼できる私の友人たちに、彼女の監視をお願いした。少しは、秩序正しく、自分に厳しくなって欲しいものだが、それこそが、今の彼女に足りないもの。

進級するために、居残ります。という一筆を今晩書かせるつもり。

さて、今日は怒涛のごとく忙しい一日だった。
長女の滞在許可証がやっと無期限になった。
朝一番のアポイントが警察のPCがここ1週間稼動しないということで、3時間後に出直し。
その後、そのまま街中へ出かけ、某商品の取材。太極拳はキャンセル。次男のパジェッラ(成績表)をもらいに学校へ。

普段は、化粧ッ化のない背中の丸い、べたべたのシチリアなまりのおばあちゃん(でもまだ50歳台らしい)だが、懇談会や、親との面談の際は、ばっちり化粧をしてくるのだが、どうも映画・Mr. Doughtのおかま顔になっちゃう。お~気合入っているな~。今年前半は、次男が、落ち着きもなく、字が汚いのも、精神的問題があるため。小児心療を受けたほうがいいといわれたが、私自身は、まったく問題にしていなかった。先日の日本人ミサで初めてキリケット(待者)をやったが、静かにまじめでいられた。やはり子供は成長するもの。成績も、10がいくつもあり、びっくり!!日本語の習得がイタリア語習得の邪魔をしているのでは?という懸念もありましたが、もう一度補習校で一年生をやりながらも「僕はこのクラスで天才!」って大笑いしています。めげない子供で本当に良かったです!!いや~先生、本当にどうもありがとうございます!!と言い切ると、先生も良かったわね~と一言。そうでないと、心配性の先生は、来年度の心配を言い出すからだ。先手一勝!!

そうやって、長女の件も、心配は尽きないが、あとで笑い飛ばせますように。

こちらは、出発前に日本で食べられないスカンピ(えび)の生の食べおさめ。



その後、スイカ・バーへ。 



こちらは、普段はお花屋さん。夏の間だけ、スイカ・バーに変身。
ローマではスイカ・バーがガラッタ・ケッカ(あらいカキ氷)も売っているが、ミラノではみかけない。

帰宅後、案の定、お腹をこわしました・・・