生きづらい子ども達の未来を守る仲間たち | 若者と社会をつなぐ支援NPO/ 育て上げネット理事長工藤啓のBlog

生きづらい子ども達の未来を守る仲間たち

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先日、スタディツアー第二弾として牛久にある少年院「茨城農芸学院」に伺いました。当該学院の特徴として、IQが70-80くらい、発達障碍などを持つ子どもたちが多いところです。

すべての少年院にかかわることですが、家族や家庭という基盤が整っていません。母子家庭率の高さも特筆すべき部分でしょう。ただ、母子家庭だからそうなるというのではなく、子どもの育ちや学びが家庭を大前提としているがゆえに、家庭基盤の脆弱性が子どもたちにモロに影響がでるという、私たちの社会の課題であり、あり方が問われているものと考えます。
 
当然、政府や行政にも、子どもたちの健やかな成長支援、子どもの貧困への対応を一秒でも早く、一ミリでも先に進めてもらわなければなりません。選挙のような一過性のイベントのみならず、当事者もそうでないひとも積極的、継続的に声をあげていかなければならない。

しかしながら、政府や行政がスピード感を持って対応し得ないこともあれば、制度や予算ができても、当事者までスムーズに支援が行き届くとは限りません。だからこそ、民間として、個人として目の前の子どもたちのためにできることをやっていく必要があります。

いま、育て上げネットでは、生活保護や経済的困窮状態にある家庭の子どもたちを120名ほど支援しています。そのなかには、いじめ・孤食発達障害などを抱え、生きづらさを持っている子どもたちが多数います。

しかも、貧困や経済困窮状態となれば一般的なサービスを利活用する受益者負担の拠出もできません。そのため、NPOとして、寄付を募り本来発生する受益者負担分を志ある「第二の顧客」の力に頼って子どもたちを支えていく必要があります。

今回、私たちは子どもたちの生きづらさの解消のため、チャリティランナーを募集しています。一般ランナーとして募集すると倍率が10倍を超える国内最大のマラソンイベントもあります。

チャリティランナーは、一般抽選とは異なる枠組みで参加の門戸を開いています。法人が福利厚生等の一貫でチャリティランナー枠を社員に準備することもできます。個人がチャリティランナー枠を獲得することもできます。そして、個人がチャリティランナーとして寄付を募り、参加枠を確保することも可能です。

しかも!育て上げネットは認定NPO法人のため寄付控除を受けることが可能です。

チャリティランナーとして走ってくれる方、走るのは難しい方を問わない特設サイトも準備いたしました。


 ---[Run for the Children's future]-----------------------

生きづらい子どもたちの未来を守るために、私たちと一緒に
 走りませんか?

 
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 応援コメントも頂戴しております。
 
 ・坂之上洋子さま (経営ストラテジスト)
 ・佐藤大吾さま  (一般財団法人ジャパンギビング代表理事)
 ・駒崎弘樹さま  (認定NPO法人フローレンス代表)
 ・斎藤環さま   (精神科医)

 既にチャリティランナーとして60名以上がエントリーを開始
 しています。(寄付を募るチャリティランナーは現在48名)


 ---[育て上げネットチャリティサイト]---------------------
 
チャリティランナー/寄付総額はこちら
 
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 私もチャリティランナーとして、子どもたちの未来を守るため
 フルマラソンに挑戦します。ぜひチャレンジを応援してください!
 また、ともに駆け抜ける仲間も絶賛募集しております!!


 ---[工藤啓 チャリティーシート]-------------------------------------

 これからの日本を創る子どもたちの未来を守るために走り切ります!

学校の給食が唯一の食事、学校でいじめにあっている、夜にひとりで
ご飯を食べている、発達障がいを理解してもらえない。この「生きづらさ」
を抱えながら、家族は孤立し、子どもたちは未来に絶望しています。
日本の未来を創る子どもたちを守り、支えるために走ります。


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