イスラマバードでまたテロだと | 絶対(不)自由

絶対(不)自由

悠久の風に吹かれながら・・・
アジア横断・北南米大陸縦断を終えて、オーストラリアで働いて、
南太平洋のアイランドホッピングも終えて、オーストラリアも一周して、
今度は行ってない東南アジアを行こうと思った。

絶対(不)自由
ミサの様子

絶対(不)自由
その2

絶対(不)自由
その3でございます

イランビザの申請をしてる間にどっかであったらしい。
テロなんざ無駄だと解らんのか?


10月30日
ラホール博物館でも行こうかと思ったが、金曜日は休みらしいw
ってなわけで一日中何もせず・・・
って言うのもラホールでも先日爆弾テロがあって検問がいたるところにあって移動がめんどくさいのだ。
話のネタにと思って羊の脳みそを食べてみた。
フグの白子のようにうまいと言う羊の脳みそだが、カレー煮込みはミスマッチだと思う(笑)
スペインで食った子豚の丸焼きで脳みそを食ったことがあったが、あっちは旨かったんだがなぁ・・・
そういやフグもタラも白子は煮るより焼くほうが旨いしな。
きっと脳みそも焼いたら旨いんだろうな。


10月31日
もう一泊しようと思ったが、どうせ何もしないのだからイスラマバードに移動することにした。
パキスタンのバスには三種類の選択肢がある。
サンミ・ダーウという一番上のグレードは、時間通りの運行を売りにしていてバスターミナルも他とは違う。そしてサービスはお菓子や水まで出てくるらしい。
真ん中のグレードは、要はエアコンバスだ。ノンストップバスと謳ってはいるが、しっかりどっかでピックアップのために止まります。
一番下のグレードはローカルバス。列車の最低ランクと同じぐらい安いです。
今回利用したのはエアコンバスでRs400(約440円)。
車体は日本の高速バスの中古車だ。ノンストップ福岡だってw
だがトランク使用料にRs50(約55円)とられたりノンストップと嘘を言われたりと、あまり良い印象ではなかった。
高速道路はまるで日本の高速だ。中国やインドではよく縦揺れが起こったがパキスタンではほとんどない。
サービスエリアもヨーロッパや日本並み。意外と先進してる印象だ。
大体5時間ぐらいしてラーワル・ピンディのジェネラルバススタンドに到着。
イスラマバードのカラチ・カンパニー・バススタンドまで行くかと思ったらここが終着だった。
イスラマバードとラーワル・ピンディは違う街とか普段言う癖して、こういうときに一緒くたにするんじゃないと、心の底から叫びたい!
近くの電話でワガボーダーで一緒だった牧師さんに電話をする。
幸運なことに通じたw
タクシーを使って来いとのことで、俺にたかっていたタクシーをつかまえ連れてってもらう。
途中で牧師さんと無事に合流。
牧師さんといっていることから判る通り、プロテスタント系の教会で世話になることになる。
寝床と飯は心配しなくて良いと言われた。
教会は集合住宅の私宅の一部を使ったものですごく小さい。
ひょんなことからホームステイしてしまったな。
ここの家主であるリュークは元ムスリム(イスラム教徒)で、イスラムの強調しない姿勢を嫌ってプロテスタントに改教したのだという。
まぁ気持ちは解らんでもないな。


11月1日
日曜なので全ての大使館が休み。
水シャワーだと見極めて昼ごろにシャワーを浴びるが、予想以上に水が冷たかった。
昼は周辺の子供たちがミサに預かりに来る。
プロテスタントのミサを見るのは初めてだ。
挨拶に子供たちが握手を求めてくる。
可愛いじゃねぇか、ぉぃ
しかし英語のミサはやりにくい。日本語のミサしか知らないからなぁ・・・
しかも俺の洗礼名が聖書にない人物のだからみんな知らないし、みんなの洗礼名が英語発音なんで日本のとはえらく違う。
例えば、リュークは日本ではルカで、ジョンはヨハネ、ポールはパウロって具合だ。
ただみんなすごい親切だ。
正直、長居することになったらすごく申し訳ないぐらいに。
「主の祈り」や「めでたし(アヴェ・マリア)」を日本語で祈ってみたりと、それなりに異文化交流ができてるんで楽しいです。



ビザの申請が受理されるかどうかが最短で2週間後に判るらしい。
インドビザを延長してインドでビザ取りすればよかったか・・・
こういう考え方は極力しないようにしてるんだが、今回ばかりはちょっと考えてしまうな。