九州の就活生がこの夏、東京に来て感じたことのまとめ | Facebook就活のススメのブログ

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九州の就活生がこの夏、東京に来て感じたことのまとめ


私は熊本大学に所属しているいわゆる九州育ちの地方学生です。この夏、数週間ではありますが東京でいくつかのインターンの選考を受けたり、社会人の方にお会いしお話させて頂いたり、学年関係なく多くの東京の学生さんと会いました。

今回はこのような経験を通して感じた”地方と都心の違い”について学生目線で書いていきたいと思っています。

私がこの夏、東京に行った理由



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まずは私がどうしてまだまだ大学では就職活動なんて始まってない雰囲気にも関わらず、東京に行こうと思ったのかを説明します。

自分がどんな人間なのか?自分がどんな仕事をしたいのか?なんとなく考えていたのは大企業に入ることだけ。夏休みが始まる前までは、そんな大学生でした。

夏休み前にある社会人の方とお話をさせていただく機会があり、その時に言われた言葉がります。

学生にはリスクが無いのだから、もっと積極的に動くべきだ。
企業は当たり前のことしかしていない学生に興味はない。


この二つの言葉は私を突き動かすには十分なパワーを持っており、矢のようにつきささりました。さらにこのブログの記事、
「この夏、就活生に必ずやってほしい6+1のこと」
http://ameblo.jp/socialrecruiting/entry-10947190342.html
の最後の+1によって背中を押され、東京に行くことを決意しました。

大学生活の過ごし方



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ここからが本題ですが、まずは地方と東京では大学生活そもそもが大きく違うのではないかと感じました。会った学生は目的も持った大学生活を送っている人が多く、東京には本当に多くの学生団体、インターン、それらに関連したイベントがあります。自分の興味ある分野に特化し、それが自分の将来にどうリンクするのかをきちんと考えて活動している姿は本当に尊敬できました。

私もそうですが、九州の私の周りの学生の多くは大学三年になって仕方なく就職のことを考えるようになります。自分のやりたいことや自分の可能性に気付く前に就職活動が本格化し、“内定集め活動“になってしまうのは本当にもったいないことだと思いますし、そうならないためにも早いうちから、東京にきて気づけたことはよかったです。

また、東京で多くの学生さんとお話させてもらっていると、以前お会いした学生とその学生が繋がっているということがよくありました。これはそれだけ他大学の学生と交流があるということです。私も最近大学や年齢、職業や住んでいるところ関係無く様々な方と交流を持つようになって気付いたのですが、自分の大学内だけ、もしくは学部学科内だけの狭いコミュニティで生活していた時には見えなかったものが見えるようになりました。

右に倣えの行動のつまらなさ。無意味さ。
実際に自分が将来成し遂げたいことを考えた時に、当たり前のことをやっているだけでは到底叶わないだろうし、本気で成し遂げるためには自分がそれを成し遂げることが出来る人間だと社会に認めさせなければいけません。私が今の時期にすべきことは、目先の内定を得るためのスキルを習得することでは無く、自分という人間が社会に価値を与えることが出来る人材なのだと自信を持って提示できるだけの実力を付けることだという結論に達しました。
視野を広げるには様々な環境の人と交流することが一番良く、都心にはその環境がある。これは地方との大きな違いだと感じました。


情報に対する考え方



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「東京の学生はいつでもイベントに参加できるのに比べると地方は不利だ!」
多くの学生がそんな風に思ってます。地方に住んでいることが理由で機会の格差は当たり前のように存在しまし、地理的に不可能なことはもちろんあります。
しかし、それは東京に行く以外解決できません。

それに九州だろうと、東京だろうと変わらないものはあると気づかされました。それがweb上にある情報です。実際に会いにいくことはできないので、情報ならすべて平等とはいえないけれど、
リアルで会うという機会を自ら作るのも、webでの情報によって大きく変わります。
東京で出会った学生はみな情報の扱い方が非常にうまく、集める>選ぶ>共有する、もしくは捨てるというサイクルを回している人が本当に多かったです。

そして今回私が一番強く感じた違いが、情報を“共有する”文化が地方には無いということです。私のTwitterのTLでは、Rtweetをしている人は都心の学生、社会人がほとんどですし、地方生ではいつも同じ人しか共有しません。
そしてせっかくRTしても次にRTする人がいないのでそこで止まってしまいます。
都心ではみんなが当然知っている情報を地方生が知らない理由はここにあるのではないかと思いました。

SNSを友だちとの交流ツールとしか考えておらず、SNSの機能を全く活かしきれていません。Twitterでは知らない人はフォローしない。Facebookは使い方分からないし、実名登録だから使いたくない。そんなことを思っているこの瞬間にもあなたにとって有益な情報が流れていってしまうのです。

まぁ情報との出会いは運命的で、それこそ人生が変わってしまうような記事に出会うこともあれば、ただの時間の無駄使いになってしまうこともあるので、使う人次第ですが、一度覚えてしまえばずっと使える無料のツールとなるので、ぜひ覚えてみて下さい。

最後に



地方の学生と都心の学生が違うという常識を作ったのは地方の学生自身だ。

私はそう感じました。
なにが言いたいかというと、違いは確かにあるが少し考えを変えることで簡単に埋められる程度の差でしかないということです。

考える前に動いてみる!
今の環境から飛び出てみて初めて見えるものがある。
ほんの少しの意識改革で見えてくる世界は大きく変わります。

今年は例年より就職活動の本格的な開始が二カ月遅いので今回私が感じたことに共感して、何らかのアクションを起こしてくれる地方生が増えたら嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

@okapi_man