今日は七夕。
地域によっては大雨のおそれがあって、お天気がよろしくないようで、今年は星空が期待できそうもありません。
それならばせめて美味でも楽しみましょうか。
「七夕ぼたもち」とかいう言い回しがありますので、「おはぎ」でも買っていただきましょう。。。
というつまらない冗談はほどほどにしておきます。
それでは小説の世界に浸るというのも一興かと。
「長い国境のトンネルを超えるとそこは銀河だった。。。」
これは「七夕康成」の有名な小説の冒頭の部分ですね。。。
って、これもつまらない冗談でしたね。
気分を取り直して一句。
”星空と おはぎ 小説 キャンディーズ”
星空もおはぎも小説もだめでも、キャンディーズがあるさっ
とかなり強引ですが、七夕を記念して、取り上げるのは星空に因んだ曲、キャンディーズ の「銀河系まで飛んで行け!」。
実はこの曲、キャンディーズが解散してから知りました。
シングルカットされていないので、うかつにも聴き漏らしていました。
キャンディーズが解散して随分たってから、友だちの家に遊びにいったある日のこと。
たまたまその友だちもキャンディーズのファンで、ベストアルバムだったか(ちょっと記憶が定かではありませんが)を聴かせてくれました。
LP(CDではありません)なのでレコードジャケットも大きくて羨ましく思って眺めていたときに流れてきた曲がこの「銀河系まで飛んで行け!」。
なんだなんだ、この曲、いいではあ~りませんか
ということでその時からお気に入りの曲に。
悠久な時の流れ、銀河の星々の物語を思わせるようなイメージが湧いてきます。
作詞:喜多條忠さん、作曲:吉田拓郎さん。
このコンビは「キャンディーズ大人化計画」のプロジェクトメンバーですね。
NHK特別番組「わが愛しのキャンディーズ」を参考にしています。
すると解散を宣言した年(1977年)に出来た曲なのでしょうか。
ちょっと、茶々を入れます。
「銀河系まで飛んで行け!」というからには、この曲の主人公は「銀河系外」にいるのでしょうか
だとすると、大マゼラン雲にいる「人」
まさかこの主人公はイスカンダルのスターシア
「あいつ」って、ガミラスのデスラー総統
いや、これはストーリー上、破綻しているから違いますね。
でもこの曲が出来たのが1977年とすれば、その年は「宇宙戦艦ヤマト」の劇場公開版が大ブームでしたから、それにインスパイアされてできた曲、なのかも知れません。
まさか、、、 とは思いますが、ね。
「銀河系の ”果て” まで飛んで行け!」というのが真相のようだ、というのが無難な線ですが、個人的にいろいろと想像してみるのも「夢」がありそうです。
シングル曲として聴くよりは、やはりアルバムの中で聴いた方が味が出そうですが、なかなか侮れない曲。
こんなところにもキャンディーズの奥深さが垣間見られそうです。
七夕の夜に星空を楽しみにしていたけれど叶わなかった方。
代わりにこの曲で、銀河のファンタジーをお楽しみいただいてはいかがでしょうか。