久しぶりにブログ更新します。

なぜならタイトルの通り、秦組Vol.6『くるくると死と嫉妬』の稽古場見学に行ってきたからです。

演劇鑑賞が好きなだけの素人の僕にはとても貴重な経験でした。


まず見学時間は18時から20時の2時間でした。

稽古はお昼過ぎから行われていたと思います。
℃-uteの矢島舞美ちゃんが稽古場見学をしていましたが、撮影もしていたので、おそらく一般の人の見学時間とは違う時間にしたんでしょうね。

稽古場に入ると夕食の休憩中だったんでしょうか、リラックスした感じでした。

見学者の位置は入場してすぐの壁際。
ちょうど舞台下手側の真横から見るような位置。(舞台といっても稽古場なので単に広めの一室にバミリがされているだけです。)
そこに丸椅子が準備されていて着席して見学しました。

舞台正面に秦さんと演出助手の方とピアノの立石さん、そしてスタッフさんが数人。

舞台正面と上手側壁際の空いてるスペースにキャストさんが床に座って待機しています。

すると秦さんから見学者の方まで挨拶にきていただき恐縮する自分。

間も無く休憩が終わり、いよいよ夜の稽古がスタートです。


ぱっと見渡した限り、新垣さんと丸尾さん、そして相川ちゃんが不在のようでした。

まずはアップも兼ねてダンスシーンからのスタート。
山岸ちゃんと山木ちゃんはハロプロ研修生として日頃から鍛えていますから、この辺りはお手の物。
研修期間がまだ短く一番未知な相川ちゃんのダンスが見たかったのでいなかったのは残念でした。

また稽古中の音楽は立石さんがピアノを生演奏しており、三味線は小山さんはいなかったのですが、代わりに秦さんが演奏していました。
秦さんが三味線を習い始めたのは知っていましたが、上手に演奏をしていて驚きました。

その後はある病室でのシーンの稽古に。

既に稽古も中盤なので各シーンを固める作業に入ってるのかなと思いました。

休憩前もこのシーンの稽古をやっていたんでしょうか。
秦さん的に納得いかないようで細かい指示を演出助手の方と共に行いながら何度も同じシーンを繰り返していきます。

途中築山さんに代わりに演じてもらったりして秦さんのイメージを役者さんに伝えていきます。
でも強制するのではなく役者さんの演技プランは尊重して進めていきます。

他の方の演出を見たことがない素人なので比較はできないですが、時間がかかる方法をとっているなと思いました。
ただ秦さんのイメージと役者さんのイメージが近づいていく過程はとても面白かったですし、徐々にそのシーンに力が漲っていくのも感じました。

またそのシーンには報道カメラに群がる若者(W杯の時の渋谷みたいに騒いでという指示から途中から「渋谷」と呼ばれてました)がカットインされるんですが、モブの中には山岸ちゃんと山木ちゃん、そして秋山ゆずゆずの姿もありました。

こちらも何度も演技を繰り返すのですが、リポーター役と少女A役のセリフが騒いでる声で聞こえづらいということで、実験として急遽リポーター役を木本さんに、少女A役を山木ちゃんに配役を交代することになりました。
急遽なのにささっとセリフの確認をして何事もなく演じる二人。
その後もこのシーンは実験状態のままでした。

この様に秦さんの稽古ではその場で配役が代わったりすると聞いてはいましたが、実際に目の当たりにすると厳しい世界だなと思いました。

ただ本番まではまだ時間がありますので、最終的にどんな配役になっているのかも楽しみになりました。


途中2度の休憩を挟みつつ、シーンを固めていく稽古を見ていると、あっという間に2時間が過ぎていました。


今日の2時間で稽古されたシーンは、おそらく中盤から終盤の頭辺りなのかなと思いました。

そしてこの一部を観て全体のストーリーを想像するといくつかの謎にぶち当たりました。

1.松下さんが演じる役と(おそらく)丸尾さんが演じる役の関係性
2.夢と時間軸
3.築山さんが演じる役の存在

ネタバレしない範囲だとこの辺りでしょうか。

そして僕が一番の謎と思ったのが今日不在だった新垣さんの存在です。

僕が想像した全体ストーリーに新垣里沙が演じる役は存在しませんでした。

僕の描いたストーリーでは主演は吉川友と丸尾丸一郎なんです。

がきさんがどんな感じでストーリーに絡んでくるのかを楽しみに本番を待ちたいと思います。


と稽古についてはこんな感じです。


そして今回の稽古場開放では休憩時間もそのまま見学することができました。

今回、若い女性キャストが多いのですがこれをまとめているのが木本さんのように見えました。
お姉さん的な存在のようで山岸ちゃんと山木ちゃんは懐いてる感じでしたね。

あときっかと徳城さんと演出助手の方が休憩時間に話していたのですが、きっかは演技中に笑ってることがあるから笑わない練習をしといた方がいいという真面目なアドバイスから、何故か笑うたびに貯金(ほぼ罰金)をしていってそれで差し入れを買おうという話になっていました。
今後稽古場や楽屋の差し入れが充実してきたらきっかの笑いがなかなか治ってないのかもしれないですね。

最後に、、、
途中ミカンがダンボールで差し入れされました。
このタイミングで休憩になり、皆さんがミカンを食べる中、秦さんが見学者の私達にも差し入れのミカンを『プレゼント』してくれました。

『プレゼント』

今回のキーワードなのかな?



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ここから下については、最初はブログ冒頭に前置きとして書いてたのですが、只でさえ長いのに前置きすら長くなってしまったので、参考程度に最後につけときました。
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まず『くるくると死と嫉妬』について簡単に。

『くるくると死と嫉妬』は秦組Vol.2『くるくるとしとしっと』の再演と思われます。

僕は秦組公演はVol.3『らん』、Vol.4『らん-2011New version!!-』、Vol.5『タクラマカン』を観させていただいてますが、Vol.1『pain』とVol.2『くるくるとしとしっと』は観ていません。(秦さんプロデュース公演の『Pain』は観ました)

そして今回のキャストです。
Vol.3,4,5と3回連続で秦組の主演を務めた矢島舞美ちゃんは出演しません。(残念) 
代わりの主演はVol.5『タクラマカン』での演技も記憶に新しい新垣里沙さんです。

 CAST(僕が観た直近の出演舞台)

新垣 里沙(2013年5月『タクラマカン』)
丸尾 丸一郎(2011年5月『らん-New version!!-』)
吉川 友

中村 龍介
青山 郁代(2011年9月『戦国自衛隊・女性自衛官帰還セヨ』)

石原 あつ美
木本 夕貴(2013年3月『落下ガール2013』)
木川 るみ
徳城 慶太
木村 正和(2014年9月
『石影さま、京都行くってよ~青春爆裂編~』)
赤峰 裕之(2014年9月『石影さま、京都行くってよ~青春爆裂編~』)
秋山 ゆずき(2014年10月『戦国降臨ガールR』)
横井 伸明(2014年4月『グッバイ・ジョーカー』)
寺田 晴菜
山岸 理子(2014年3月『僕たち可憐な少年合唱団』)
山木 梨沙(2014年3月『僕たち可憐な少年合唱団』
相川 茉穂
金魚 わかな

藤原 習作(2013年5月『タクラマカン』)
滝 佳保子(2014年5月『石影さま、京都行くってよ』)
松下 修(2013年5月『タクラマカン』)
築山 万有美(2014年9月『石影さま、京都行くってよ~青春爆裂編~』)


22人中14人の舞台を見たことがあり、舞台初見の8人のうち2人はコンサートで歌い踊る姿は見たことがあるということで、馴染み深くもあり、また久しぶりに見る方もいるのでとても楽しみにしていました。

なので秦さんがTwitterで稽古場開放をしてみたいとつぶやいた時にはすぐに参加してみたいと返信してしまいました。

今回、運良く抽選で当選したということで見学してきました。


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