2013年07月18日

新・中央保育園~子どもたちの安全のために~

テーマ:暮らしの質
福岡市長の高島宗一郎です。


福岡市には、都心部に近接した今泉地区に社会福祉法人 福岡市保育協会が運営する中央保育園があります。

この保育園が入っている建物は、築43年を経過し、耐震診断の結果、福岡市内の公共施設の中でも、最も速やかに建替えが必要という判定が出ています。建物には各所にヒビが走っています。

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しかしよりによってこの建物の中にあるのは、児童会館と中央保育園というたくさんの子供たちがその中で長い時間を過ごす施設なのです。子供たちの命を守るためにも建替えは喫緊の課題です。


また一方で認可保育園に入れずに苦しい生活をしながら毎日保育園の空き連絡を待っている保護者からは、いち早く新しい保育園を望む声もあります。


そうした中、中央保育園は同じ今泉一丁目の中で、現地から170mのすぐ近くの場所に移転します。敷地が広くなるので、新年度からは定員が150人増えて300人になり、また深夜2時まで預けられるようになります。


ただこの新しい保育園の移転場所について、安全面で不安を感じるという保護者や保育士のみなさんの声があると伺い、私も改めて実際に現地を見に行きました。通園路の狭さなどについては、不安を払拭するためにも、今後の具体的な整備方針を出来るだけ早い時期にお示しすることが肝要だと判断しました。

その時はすでに、保育園移転についての保護者への説明会も終わり、工事に着工する寸前の段階でした。保育園自体は「市立」ではなく「私立」ではありますが、数少ない都心の保育園として市としても出来る限りバックアップするため、園に対して着工を一時的に止めていただき、周辺環境についてどうすればより安全、安心感を高めることができるのかについて、検討を進めてきました。


保護者や保育士の皆さんが環境に不安を感じている点は、大きく分けて3つあるようです。

 ①通園時の安全確保への不安
 ②万が一の場合の避難への不安
 ③ホテルなどが近隣にあるという周辺環境への不安


市役所の職員と地域の皆さん、警察の方々などとも話し合い、知恵を出し合った結果、それぞれの問題点についての改善策をまとめることができました!


①通園時の安全確保については、前面道路を全面的に改修することで、車優先の道路から子どもの安全優先の道にします。

現在、移転予定の土地周辺の道路は路肩が非常に狭く、また電柱が路肩の真ん中にあるために、ベビーカーを押しているときには、車道側にはみ出さないと通行できません。まさに人の方が遠慮して通らなければならない道です。これでは安心して通園できないと感じました。

協議、検討を進めた結果、車道を狭くして、歩道を拡幅することにしました。これによって車はスピードを出しにくくなり、歩行者は安心して通行できます。また通行の障害になっている電柱を移設し、さらに車道と歩道の間に金属ポールを立てることにより、ベビーカーを押しながら、園まで安全に通園できる歩行空間を確保することにしました。

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②避難路については、専門家である消防局職員が実践経験に基づいて報告をしてくれました。

「移転予定場所周辺の全てのビル、そしてもちろん新しい保育園もすべて耐火構造です。ですから万が一火事が発生しても、発火した「建物」以外には延焼しにくい構造になっています。

ちなみに子どもたち全員を園庭に避難させるのにかかる時間はおよそ6分ですが、一方で最も近い消防出張所から保育所に消防隊が到着するのに、今までの実績によると約3分、その次に近い消防出張所からは約4分で到着します。定員300人と言えば、比較的大規模な保育園になりますが、その分、保育士の数も多いので、福岡市内の同規模の保育園では毎月きちんと避難訓練が出来ています。

また子どもたちの園庭への避難が完了する前に、すでに最初の隊が到着しており、消防車8台と消防隊員が続々と到着します。

ですからもし仮に園外まで避難する必要がある場合でも、子どもたちの誘導に不安をお持ちの保育士ではなく、プロである消防隊員の先導によって、安全に避難場所まで避難することができる」ということでした。


③周辺にホテルなどがあり治安は大丈夫なのかということについてですが、もちろん保育所の周囲にいわゆる大人のホテルなどはない方がいいとは思っています。

しかし、現実は保護者の職場に近い都心の真ん中で100点満点の土地を探す事は極めて困難ではありますが、一方で保護者の職場がある都心の天神に近い場所に保育所用地を確保することは非常に重要なのです。

「子どもが病気ぎみであればすぐに迎えに行きたい」、そして「仕事が終わったら出来るだけ早く迎えに行って抱きしめてあげたい」、そういった深夜まで働く親御さんの思いに応えられる都心の保育園も必要なのです。

そのためにはソフトとハードの力を合わせて、100点に足りない部分はみんなで力を合わせて補っていくことが大切です。

より安心して通園でき、深夜まで安全に子どもたちを保育できるようにするために、現在1つの照明灯を5つに増やし、すべてを明るいLEDの街灯にしますので、現場前の道路は夜もとても明るくなります。また中央警察署にもお願いをして、周辺を重点的にパトロールをしていただける事になりました。
 
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さらに、これまでも保育園を温かい目で見守ってくださった地域の自治協議会の皆さんとお話しさせていただいた際に、移転後もこれまでと同様に保育園を支えてくださるというありがたいお言葉をいただきました。


さて、この移転を巡ってこの今泉地区の皆さんが傷つくような表現が一部のメディアで使われており、残念に思いました。

現在の中央保育園があり、新しい移転予定先でもある今泉地区は10年前に比べると人口が15%増えています。オシャレなレストランやバーがどんどん集積していることから、先日放送されたナイトシャッフルをはじめ、多くのテレビ番組でオシャレな地区として取り上げられています。
まさによりよい方向に変化を続けている、福岡市にとっても大切な地区です。


保護者の働き場所である天神地区周辺に保育所を整備する上では、大都会特有の制約事項が多いのも事実です。

しかしハード面、ソフト面でできる限りの対策を講じることで、最も大切な子どもたちの安全安心がより確保されるように、地域の皆さんや警察とも連携しながら、これからも保育園を精一杯バックアップしていきたいと考えています。


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