最近めっきりフンコロガシを尊敬しています
そう、あの動物の糞を丸めて、逆立ちみたいな格好でころがしながら巣に運ぶ、アイツです
というのも、最近新聞で紹介されてたフンコロガシの生態を読んでから
フンコロガシは「昆虫記」のファーブルが40年間にわたって観察を続けたことでも有名な昆虫
フンの玉を運ぶこの虫は、険しい坂で何度転がり落ちてもあきらめず、繰り返しまっすぐ坂を上ろうとする習性があるらしいです
で、このフンコロガシ、月のない真っ暗闇の夜もまっすぐフンを転がし続けられるのはなぜか
それは天の川の明かりを道しるべにしているから
というのが先日、スウェーデンなどの研究者らの調査で明らかになったそうです
昔からこの虫が太陽や月で方向を知るのは確認されていたらしいのですが
天の川を利用する生物の報告は初めてだそう
古代エジプト人はフンコロガシを「スカラベ」といって聖なる虫として崇拝し、虫をかたどった御守りを金や石、陶器で作り、ペンダントや印章にし、それを死者の胸に飾り、棺の下に置いて葬る習慣もあったとの事です
自身は動物の糞を食べる究極なエコ
そして糞にまみれて地を浄化していく
しかもはるか天の星に導かれて
険しい道もまっすぐ進むのを諦めない
フンコロガシ先輩、すげーかっこいいっす
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