今、仙台に一人旅に来ています。
仙台は、新入社員時代に初めて一人暮らしをした思い出の場所。

東日本大震災の直後から、被災地に美容アイテムを送るボランティアをしていますが、
実際に被災地に行ったことはありませんでした。
あれから10ヶ月が経とうとしています。

ボランティアはまだ続けていますが、物資を提供してくれる人も、
やっぱり少しずつ減ってきています。
もちろん、誰もあの日のことを忘れてはいないと思います。

10ヶ月たった今、被災地がどうなっているのか。
ちゃんと目で見てきて、ちゃんと人に伝えたいと思い、仙台に来ました。

正直、被災地でカメラを撮ること、そもそも被災者じゃない私が被災地に行くことが、
被災された方の気分を害してしまうのではないかと、すごく悩みました。

だけど、やっぱりちゃんと自分の目で見て、これからもボランティアを続けたいと思い、
行くことを決意しました。

今回私が見て回ったのは、被災地の中のほんの一部です。
名取、荒浜、七ヶ浜、塩釜、野蒜、石巻あたりです。

10ヶ月たった今、瓦礫はキレイに片づけられていましたが、
爪痕は残ったままでした。
被災地の今をみなさんに見ていただくことで、まだまだ復興のためには、いろんな力が必要なんだと少しでも思っていただけたら幸いです。



瓦礫は片付けられているものの、ポツンと船が残されていました。
隣の道路は、普通に車が通っています。




閖上(ゆりあげ)小学校。多くの人が避難されたそうです。



閖上小学校の周りは、住宅街でたくさんの家があったそうですが、本当に何もなくなっていました。
時々、家が残っていますが無残な姿でした。



お寺です。墓石も倒れたままです。
この辺りも、本当はたくさんの家が立ち並んでいたそうです。


閖上にある丘「日和山」。この丘も津波は超えていったそう。
石碑も津波で流されたそうですが、今はもとに戻されています。



本当に、言葉が出ないほど何もありませんでした。
地震直後は瓦礫だらけだったそうです。



笹かま工場。


この水門を閉めるために亡くなった方がいるそう。
本当に胸がいたみます。


残された建物






この歩道橋近辺では、地震直後に大型トレーラーの事故により道路が封鎖されたことで、
車で逃げようとした方たちが行き場をなくし、津波に飲み込まれたそうです。


キレイに片づけられているのに、時々車がポツンと残されている場所もありました。


とにかく言葉が出ない状況が続きます。
被災した地域の広さを実感します。

















KIRINの工場です。
震災直後は、ビール樽やらたくさんのものが流れてしまったそうです。
11月に震災後初出荷を果たしています。
この工場だけを見ると、地震があったのかわからないほど。


ちなみに・・・現在、東北6県では「元気!東北」と印字された限定の缶が発売されているので、
仙台滞在中はKIRINのビールを飲むようにしてます!



ただ、、、キリンビール仙台工場の周りにも、まだまだ手つかずの状態で残された建物も多く残っていました。
復活したところと、そのままになっているところのあまりの差に、またも言葉をなくしました。






まだまだ載せきれないので、続きます。。。

少しでも、みなさんの考えるきっかけになれば幸いです。



ハート化粧品を被災地に送るボランティアをしています。

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