ダブル・ダイヤモンド/ファイアバード
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昨年のラウパでは直前にベーシストが脱退してどうなることかと
思ったけど東京在住のオーストラリア人ベーシストが無難にこなして
くれて事なきを得た。
というより、素晴らしいライヴを見せてくれたのだ。
3ピースバンドで1人脱退すると1/3が欠けるということだからね。
そりゃ大変なことだったと思うよ。
それからいろんなベーシストとセッションを重ねて厳選されたのが
グレアム・メイという人。
なんでもこれで9人目のベーシストだとか・・・。
誰がベースやってもサウンドは一向に変わらないバンドだけどね。
新作「DOUBLE DIAMOND」でもいい感じのベースラインを奏でてくれてる。
ファイアバードはビル・スティアーとラドウィック・ウィットがやる限り
変わることはないのだろう。
この新作においても何も変わっていない。
新しい試みは一切無い。
新しいというよりも古い試みばかりなのだ。
とことんレイドバックした70年代サウンドを現代に蘇らせている。
こだわりのブルーズロックなのだ。
ギターのリバーブのかけ方、歪み具合とか、とてもチープなんだけど
温かみのあるサウンドに聞こえる。
必要最小限のドラムセットで叩いてると思われるリズムもいい感じ。
叩きすぎない、音を詰め込みすぎない、そういった隙間のある音作りがお見事!
お気に入りのアルバムがまた1枚増えた。
ちなみに、ジャケットの裏の写真やブックレットの写真もすべてレイドバックしている。
アートワークからサウンドまでトータルでオールドロックにこだわった逸品だ。
Firebird live at Massafest 24-4-2010
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