前回の記録を書いて気付いたんですが。
前回の記録長文すぎるんで抜粋しますと。
仕事中だから感情を出すに出せない。出しちゃいけない。クセモノに振り回されても、暴言暴力を振るわれても怒ってはいけない。感情的になってはいけない。冷静に対応しなければならない。
などあると…もっと苦しくなるよね。
わしも在職中、クセモノ患者に「早くいなくなってくれないかな…」と思ったことあります。
そしてそんなことを思ってしまう自分に知らず知らず罪悪感を覚えて責めていたんだと思います。
ちょっとなんでかな?と思ったんですよ。自分で書いときながら(笑)。
で気付いたんです。
「私は看護婦なんだから」って。
「看護婦なのに、看護婦のくせに」もそうだよな。
わしは現在無職の元看護師なんでそう書きましたが、まあなんでもいいです。
私は看護婦なんだから、感情を出してはいけないとか…。
看護婦なのに、クセモノとはいえ患者さんに早くいなくなって欲しいなどと思うなんてって。
…看護婦さんスーパーマンじゃないんですけどね。看護婦さんも人間です。
知らん間に「看護師たるものかくあるべし」みたいな理想の看護師像ができていたんでしょうね。
看護教育のある種の副作用?刷り込みかもしれませんが。
そして看護婦さん基本的に真面目な頑張り屋さんが多いんで(自分で言っちゃう・笑)、理想に向けて頑張っちゃうんですよねぇ。
とりあえず保健師助産師看護師法などに「感情を出すな」とか「至らん考えを起こすな」みたいな条文はない(はず)ですけどね。
なれど。
知らず知らずにできたわしの理想の看護婦さん像が現実的ではなかったんだと思います。
道理でわし…看護婦の仕事苦しかったわぁ。
だって理想通りになんか全然できなかったもん。
できないし、至らんこと思っちゃうから…そりゃー罪悪感も覚えますわね。
できない~。いけないことだ~。いけないことを考えた~。いけないことをやっちゃった~。だめだ~。怒られる~。
みたいな感じ?で罪悪感があると自分責めちゃいますね~。で、自分を責めてるから周りもご協力して責めてくれるというか、いろいろ責めるためのネタを持ってきてくれちゃう。
それに「看護師なんだから(お給料もらっているんだから、仕事なんだから)できなければいけない」だとそりゃー説教上司やチクリの同僚がわんさか来ちゃいますわね…。
「アレできてない、コレできてない。またやってる。仕事中だけでもちゃんとやりなさい」というご協力…。
わしの場合は教育指導の名目がほとんどだったけど…正直言いがかり的なネタもあったもんな。
言いがかり的説教やチクリでも知らず知らず罪悪感があるから抵抗できなくって。
う~ん、今まで渡り歩いた職場のみなさんご協力ありがとうございました~。
もう十分っす(笑)。