私、この作品が、大好きです！
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ミュージカル「モーツァルト！」
二回観終えました。
先日観た、映画『アマデウス』みたいに。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの短い生涯を描いた作品です。
『アマデウス』では、モーツァルトの才能に嫉妬する作曲家、サルエリの視点から描かれていました。
こちらのミュージカル「モーツァルト！」の特徴としては、父親レオポルトと息子ヴォルフガングの、二人の関係を通じて人生を描き出し。
また、ヴォルフガングと、彼の才能部分を意味する、アマデと呼ばれる存在との関係を通じても、描いているところ。
アマデは、奇跡の子と呼ばれていた子供の頃のヴォルフガングの姿で、ヴォルフガングと共に舞台に存在します。
父と息子の物語であり、自分と自分の中の自分との、物語なのです。
年が空けたら大阪公演、また、その後にはDVDの発売も控えています
ネタバレしない範囲で感じたことを。
父と息子の衝突、それぞれの葛藤。
男爵夫人も美しい声で歌うように、人はいずれ親から離れ、独り立ちするもの。
でも、大切な人とのすれ違いの苦しさや、自分が愛するように自分のことを愛してほしい、という想い。
それらは、大人になれば一人で生きていかなければならないとはわかっていても、捨てられない気持ちだということ。
そして、自分の影との戦い。
自分と戦い、自分を認め、自分を受け入れ、一人で生きていくということ。
その姿を、ヴォルフガングは表してくれたように思います。
ヴォルフガングと、彼のアマデが。
残酷な人生でも、無情な世の中でも、運命の中で懸命に生きた姿は、多くの大切なものを私に伝えてくれました。
一回目を観たときより、二回目の方が感動したし、理解できました。
ストーリーをわかっているから、そこに翻弄されるのでなく、しっかりと全てを見届けられたからかもしれない。
二回目に観たときの役者の演技の方が、テーマを受け入れやすかったからかもしれない。
二回目はかなり舞台にもスピーカーにも近い良席だったので、役者の表情や歌声を通して、より感情が伝わってきたからかもしれない。
終演後、立ち上がって拍手をしながら、舞台を作った人たちへ、少しでも感謝の気持ちが届いてほしくて、思いを込めて、強く強く手を叩き続けました。
素晴らしい舞台を、ありがとう。
また数年後、きっとまた、観に来ます
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明日からは、それぞれの役者さんや歌の感想を書きます
ダブルキャスト、全ての方を観られて、最高でした！
（アマデだけは一人しか観られなかったけど、でもいい演技だったから、満足
）演じる人によって同じ人物が、まるで変わるのが面白い
見比べるのはとても有意義でした
明日からはフィギュアのグランプリファイナルなので、途中でその感想記事もカットインされるかもしれませんが
とてもとても大好きな作品となったので、感想をしっかり残しておきます