子育てしていると、
本当にもう、一筋縄で行かない事ばかり。
幼児になると、赤ちゃんの時とはまた違った大変さがあります。
しっかり歩けるような月齢以降~小学校入学前までの歳で、
結構な割合で出てくるのが
「食の悩み・しつけ」
だと思います。
・食が細い
・好き嫌いが多い(野菜が嫌い、肉が嫌いなど)
・好き嫌いを通り越して偏食
・噛まない・早食い
・甘いものばかり食べる
・食事の際のしつけ
などなど~。
※1年前に高野豆腐の本の取材の時
に撮って頂いた写真です^^。
この時は、娘がお腹の中にいました(笑)。
で、前回の記事にてチラッと触れた
「子供が食事中に歩き回り、ご飯を食べない。」
というお話。
食事中にずっと座って居られずに
立ち上がって他の事をし、
飽きたころに、また食卓に戻ってきて
親がまた食べさせる。
その時は子供は食卓に着かず立ったまま。
というパターンが多いのかな?
これね、文字で書いていると
「躾が出来てない!!」って思うかもしれないんですけど
案外、やっちゃっている人多いと思います。
子供が食卓に戻ってきたときに
再度食べさせる、というのはね
気持ちはわかるんです。
少しでもたくさん食べて欲しいから。
だから、行儀がちょっとくらい悪くてもたべさせちゃうんですよね。
「まあ、いっか・・・」って。。
でも、それを繰り返して、「一時的なものだから、仕方ないから」と
ずっとそのスタイルで行きますか?
まずは親が食事中に、立ったり座ったりしてませんか?
子供は見てますよ。そして真似しますよ。
思い当たる方、このやり方を試してみて~。
子供が食事をしている時は、親も必ず一緒の食卓でご飯を食べます。
親が食べ終わっても、傍で見ていてあげて下さい。
その時笑顔で「美味しいね、楽しいね」って言ってくださいね。
次に
いただきますの時に、食卓から離れたらもうご飯は無い事を
ちゃんと説明しましょう。
(まだ会話が出来ない歳でも、なんとなく親の言ってる事は伝わると思います。)
その上で、食卓から離れたらもう食事は下げちゃって下さい。
下げるときに怒りながら下げないで下さい。
あくまでも
「あ、食べない?なら最初に言った通り下げるね~」的に、淡々と。
その後子供が泣いてもわめいても、
「最初に説明したよね」と、
これまた、説明して下さい。怒らないでね。
説明後にご飯あげたら意味ないですよ?
説明だけして、その日はご飯終了です。
最初は辛いんです。一回で終わらないかもしれない。
何回も繰り返すかもしれない。
子供もギャーギャー泣くし、お腹もすいてるだろうな、可哀相だな、って。
母だもの。愛してるもの。
だけど、ここはお母さんがしっかりしなきゃ!!!
あと、夜ごはんを少ししか食べない原因の中に
ご飯の前にお菓子を食べ過ぎる、っていうタイプもあります。
その理由の一つとしては、夜ごはんの時間が遅すぎる事。
そりゃ~ご飯の時間の前にお腹空いたら、何か食べたくなりますよ。
そしたら、手軽にパンとかお菓子行きますよね。
各々の生活スタイルがあるから、一概に「こうあるべき!!」とは言いませんが
でも子供の夕食が遅いと、寝る時間も遅くなりますよね。
それって良く無いです…。
ある程度のまとまった時間、質のいい睡眠を取るという事は
成長ホルモンを促す意味でもとっても大事です。
仕事してたら、そんなに早くご飯食べるなんて
物理的にも(母の)体力的にも無理!!な場合は
食事にもなるおやつをあげてみてはいかがでしょうか。
ヨーグルトバナナとか、
蒸かした芋とか、
ゆで卵を作るとか、
冷凍枝豆を解凍するとか、
おにぎりを冷凍しておいてチンとか。
もちろん、市販のお菓子を一切与えない、という事ではなく、
ご飯前のお菓子を工夫する、という事です。
そしたら、ご飯が小食でも心配は少ないでしょ。
お菓子をあげるときは、メリハリを付けたほうが良いと思います。
ということで、
多分いろんなご家庭の、いろんな事情があると思います。
だから「〇〇すべき!!」とは言い難いのですが
子供の食事のしつけは、シッカリ教えてあげて下さいね。
(オトナになって、食事のマナーが悪い人ってミットモナイでしょ。
誰にも教えてもらえないし、
気付かないのは本人だけ、っていうパターン、よく聞きますしね。)
ママ赤レッスンでは
こんなお悩みにも相談に乗ってますよ~^^。