貧血にいい料理 | フードコンサルタント 今井一代

フードコンサルタント 今井一代

カフェプロデュース、レシピ開発、メニュー提案、料理撮影、など
フードコンサルティングの会社をしています。

友達の奥さんから「鉄分の摂れる料理ってどんなの?」

って聞かれました。

彼女の友達が貧血なんだって。

食事に気をつけているつもりでも、なかなか数値が改善されないそうで・・・。



貧血っていうのは、

血液中のヘモグロビンが減っている状態です。


ヘモグロビンは、血液中で酸素を運び二酸化炭素を回収する

役割をしているので、ヘモグロビン量が減ると、

酸欠状態になります。


ヘモグロビン基準値は

男性が「13.3~17.4mg/dL」・女性が「11.2~14.9mg/dL」です。



症状としては

疲れが取れない、いつもだるい、動悸・息切れ、立ちくらみ、

顔色が悪い、集中力が無い、爪が白っぽくなり割れやすい

など。



ヘモグロビンが作られるには、鉄分を必要としますので、

それで

貧血=鉄分を摂る

というふうに言われてるんですね。



実際、どんなレシピで貧血予防に気をつければいいのか、というと。


(1)鉄分、動物性タンパク質、ビタミンC、ビタミンB12、

葉酸を摂る


鉄分はもちろんのこと、動物性タンパク質、ビタミンC、ビタミンB12、葉酸を

一緒に摂ることで鉄分の吸収をアップします。

これらは、レバーや、緑黄色野菜に多く含まれ、

ビタミンCは柑橘系にもたくさん入っています。

今の時期、いちごは摂りやすくて良いかもしれないですね♪


(2)ヘム鉄と非ヘム鉄


鉄分にはヘム鉄、非ヘム鉄と2種類あって、

ヘム鉄は動物性食品(赤身肉・赤身魚・貝類)から、

非ヘム鉄は植物性食品(緑黄色野菜・海藻・豆類)に含まれます。


ヘム鉄の方が、体に吸収されやすいという特徴があります。

レバーは、ヘム鉄ですね。

ひじきは、鉄分を豊富に含みますが非ヘム鉄なので

動物性タンパク質を一緒に摂ると、よりいいんですね。


オススメなのが

赤身の魚の血合い部分を積極的に食べることです。

残すなんてもったいないですよ~!!!


(3)きちんと食事を摂る


極端なダイエットや、バランスのかけた食事は

貧血を招きます。

一日3食を心がけて、規則正しい生活が必要です。

全般に言えることですが、寝不足やストレスも良くないですよ。


あと、番外編として、鉄鍋で調理する、というのもあります。

これは、調理中に鉄分が食材に溶け出るから、とも言われています。

が、最近は鉄鍋を持っている家庭の方が少ないですよね(笑)



私は妊婦中、

つわりがひどかったときは、ちゃんとした食事ができませんでしたが、

後半、安定期に入ると特に魚の血合い、緑の野菜を意識して食べてました。



《おすすめレシピ》

・ひじきサラダ

・ひじきご飯

・小松菜入りクラムチャウダー

・青梗菜とあさりの炒め物

・ほうれん草と牡蠣の炒め物

・かつおのソテー

・ほうれん草のピーナツ和え


など。

実際のレシピにリンクしてなくてゴメンなさい。


もしこちらのレシピ集 が参考になれば、幸いです。


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