今日はずいぶん長い距離を運転しました。
京都府の最北、
天橋立の近くまで行ってきたのです(゜▽゜;)
というのも、担当させていただいていたリフォーム工事のお引渡しだったので。
施工はもちろん現地の支店の工事が担当していましたので、
途中で私が見に行くことはなかったのですが
いよいよ完成のときには立ち会いたいと、そういう訳です。
高速が一部渋滞していたので、3時間ぐらいかけて到着しました。
元々大阪のお客様なのでこちらで打合せすることもあったのですが、
現地でお会いするのは久々です(´ー`)
こちらはご主人のご実家。
痴呆も始まり、体も悪くなって入院されているお母様を
「少しでも近くで看てあげたい」というご夫婦の想いを受けて
思い出のあるご実家を、面影を残したまま住みやすくリフォームさせてもらったのです。
お客様はとても喜んでくださいました。
暗く日当たりの悪かったお部屋が、見違えるように明るいリビングになりましたし、
停めにくかった駐車場が、すっかり車を入れやすくなりました。
水まわりも新しくやり替えをして
すっかり快適になりました。
ただひとつ残念なこと・・・。
工事の間に入院中のお母様はこの世を去られたのです。
最初からご主人は
「もうこの家に母が戻ることはないかもしれない。」
そう、ポツリと漏らされたことがありました。
「そんなことないですよ!」
なんて無責任に言うことはできませんでした。
人の命はいつか終わりを迎えますから。
でも、
お手伝いさせていただいた家で
お母様の暮らした場所で
お客様が新しい暮らしをスタートされる・・・
そこにはとっても深い意味があるような気がしました。
新しくこの地に住まうにあたって、
ご主人様は農業の勉強を始められました。
それは自分の育った地に戻り、
ご両親の想いを継いで行く、そんな覚悟のように見えました。
「海も近いから、夏になったらご家族で遊びに来てくださいね!」
奥様がそんな言葉をかけてくださいました。
バックミラーに私を見送ってくださるご夫婦の姿を見ながら
私は春を迎えつつある北の海辺の町を後にしました。
2011年シロクマインテリア記事PICK☆UP
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