スティーブ・ジョブスは「何をしないかを決める」ことが
自分の仕事だと心得て、
「9割捨てる」という言い方をしていました。
サイバーエージェントの藤田晋社長は
「整理するのではなく捨てる」と言ってこれを実践しています。
藤田社長の場合は全部捨てることを基準としています。
トヨタは片付けの文化が浸透しています。
トヨタには5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)という
ベースとなる考え方があります。
この5Sのエッセンスをまとめて「トヨタの片づけ」という本も出ています。
片づけは、仕事や職場を変える「ビジネスツール」であり
片づけが出来るというのは強力な武器にもなります。
片づけのやり方は、本を探せは、100も200も探せます。
受験のカリスマ講師は「やり方は人の数だけある」と言います。
できる受験生はやり方をマネをするのではなく、考え方を盗みます。
何事もたった一つの考え方を軸に実践し、工夫を重ね、
成果の出る自分なりのやり方を見つけていく。
これが「捨てる」基本です。
あれこれと「やり方」に手を出すパターンから抜け出して、
まず、土台となる考え方を押さえる。
赤坂
サイバーエージェント・ベンチャーズ Startup BaseCamp