選択肢を与えっぱなしではいけないことも。 | 神戸の登記司法書士奮闘日記

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会社の登記、相続手続、不動産登記を主な仕事としています。
仕事のことを中心に思いつくままに書いていきます。
僕の大きい独り言だと思って読んでください。
不定期更新ですが、たまにのぞいてみてください。
きっと、前回からは更新されているはずです。きっと。

今日は抽象的な表現なので、
読みにくいかもしれませんが、ご容赦ください。

先日、会社に関する登記手続きの依頼者の方に
押印いただく書類等の説明をする機会がありました。

その場には、その仕事を紹介いただいた
他の仕業の方もおられたのですが、その時のこと。

依頼者の方から質問がありました。

その質問事項は、依頼者の側でどうするか選択できる事項でしたので、
私は依頼者に決定を促すような話をしたつもりでいました。

一通り説明が終わり、依頼者が帰られた後、
同席していた方から、

「もう少し断定的な表現を使った方がいい」

選択が可能な事項について質問があった場合は、
もちろん依頼者に選択肢とそれらの説明を行うのですが、

自分がベターと考える方に導いてあげることも
必要だという意味が含まれています。

質問の事項は、乱暴な言い方をすると、
どちらに決めてもらっても構わないというものだっただけに、

あえて、それについて専門家である私に
投げかけてくれているのだから、

判断であるとか、こちらの方がいいと思います
というような導きに近いものがあってもいいということ。

一人で仕事をしていると、
客観的な視点が不足することもあります。

このことは、気付かされましたし、
頭ではわかることもきっちりできていないことを教えられました。

反省するとともに、指摘に感謝しなければなりません。
そんな風に思う一日でした。


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