こんにちは。
今日は土地などの不動産登記の話です。
不動産を購入すると、通常、
不動産の名義をその購入者の名義に変更します。
その際、登記の記録には、「住所」と「名前」をもって、
誰の所有となったのかを記録します。
この記載例の真ん中から少し上の
「所有者」書いてある部分を参照してください
所有者は、
特別区南都町一丁目5番5号の
法務太郎さん
であると書いてあります。
さて、購入後に、
この法務太郎さんの、住所が変わったらどうなるのでしょうか?
時々誤解されている方がおられますが、
住民票の住所の移動の手続きをとっても、
不動産の登記簿に書いてある住所は
自動的には変更されません。
つまり、法務太郎さんは、
別途、登記簿に書かれている住所を変更する手続きを
しなくてはなりません。
そのような手続きも司法書士の仕事の一つです。
実はこの住所と名前のお話は、
司法書士にとっては登記手続きの際に
非常に神経を使う部分です。
機会があればまた触れてみたいと思います。
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