全4回に渡ってお届けしております「絵本セラピスト(R)鳥山由紀さんを取材」も最終回となりました。本日は、さらに鳥山由紀さんの素顔に迫りたいとおもいます。

え!?今回はこんな対談形式!?

 

 

そうなんです。本当は、吹き出しを作りたくてCSS編集をいじってみたものの、記事に反映されず、断念した私、メグリです。
、、、。メグリさん、ツメが甘いですね。って勝手に喋らせないでください。(笑)
はい。(笑) ところで本題に戻りますが、京都新聞に全15回のエッセイを執筆されたり、講演をされたり、私だったら、軽く天狗入っちゃうと思うのですが。(笑)鳥山さんを拝見すると微塵もそんな感じがしないんですよね。今日の絵本セラピー(R)でも上から目線ゼロ!この空気感が何ともいえず居心地が良いのです。この空気感はどこから来るのでしょうか?
なんかね、それよりも、たまたま見つけてくださって有難いっていう感じです。もちろん、地道に、こういう活動を続けてきたからこそ京都新聞に載せていただいたり、講演のお話をいただいたりとかはあるので、もうちょっと有名になったら活動は広がる、、、。(じっくりと考える様子)、、、そっちの方も目指していかなければいけないですね。(笑)   (ここで、鳥山さんが新聞の切り抜きをいくつか見せてくださる)2013年に別のところで絵本セラピー(R)をやっていた時に、京都新聞が取材してくださったり、社会復帰を目指すお母さん方の集まりの代表をしていた時にも取材してくださったりとか、、、なんか結構ネタに使ってもらっています。
、、、。なんか鳥山さんって、結構取材を頼みやすい!?(笑) カモになりやすい!?、、、失礼なことを言いました。でも、分かる気がします。 (過去の鳥山さんが取材された新聞記事を見て)、、、!?コレなんて全然、絵本セラピー(R)と関係ない取材受けてるじゃないですかっ。
これは、私が旅行によく行っているということで、消費税が上がるときに、どうやって節約して旅に出ているのですかという取材です。そんなに大金持ちそうじゃないのに、どうやって沢山旅行してるの??っていう。(笑)
自分にとって大切なものと、そうでないものを明確にされているという印象を受けますね。 旅と言えば、鳥山さんのブログ「えほんらへん」の中でも「旅らへん」というテーマで書かれることがありますよね。そこで19歳でアラスカをひとり旅されたことを書かれていました。そのあたりも教えていただけますでしょうか。19歳で、何故にアラスカ!?というのは、読者の皆さんが興味のあるところかも。(笑)
何でしょうね。そのとき、なんかちょっと変わろうと思ったんですかね。ピアスをあけて、一人暮らしをはじめて、なんか自分でも変化が欲しかったのかな。実際にアラスカに行ってみたら、素敵な人と出会いました。その方から言われて19歳の私が衝撃を受けたのが「あと半年で死ぬと思って、やりたいと思ったことは全部やる」という言葉です。旅ってこんなに素敵な出会いがあるんだと。それ以来、私の旅好きがはじまりました。学生時代は手帳を埋めないと嫌な人だったので、バイトを沢山入れて、好きな授業を受けて、お金が貯まったら旅行に行く。それの繰り返しでした。卒業してからも旅行にはよく行っていました。南極にも行ったことがあります。
えーー!では、何か国くらい行かれたことがあるのでしょうか?
、、、。はっきり数えたことはありませんが、30数か国くらいですかねぇ、、。ちょっとよく分かりません。
えー!!スゴイですね。(ちなみに私は3か国 ←コッソリ) 国内だとどのような旅をなさるのですか?
国内だと、バイクで一人旅をすることが多かったです。中型のバイクです。
 
 
バイクでひとり旅!わたしは機械も地図も苦手なので尊敬します。
以前、仕事で都市計画をやらせていただいていたので、地図はどちらかというと専門です。
嗚呼、聞けば聞くほど面白い鳥山さん!まだまだお話しを伺いたいのですが、絵本セラピスト(R)だけではなく、絵本の製作もしていらっしゃるんですよね。そのあたりもお聞かせいただけますか。
子どもが生まれてはじめての誕生日に成長記録みたいな絵本を作ったんですよ。それから毎年作っているのですが、あまりにも拙い自分の作品がちょっと悲しいかなと思って、神戸の「絵話塾(かいわじゅく)」という絵本の製作学校に一年通いました。私、子どもが3人いるのですが、3人目の子が生後10日の日に、初日の授業を受けにいったんです。絵本の作家さん、編集者さんとか出版社の方が講師として来られていて、その話を聞いているうちに絵本にハマっていったんですね。作るよりも、そういう方々の話を聞いているのが面白いと思っているところに「絵本セラピスト(R)」という資格が情報として入ってきたのです。
絵本の製作から興味が広がり、絵本セラピスト(R)になられたということですね。絵本の製作では「あたらしい創作絵本大賞」の第2回と第5回で佳作を取られていますよね。第16回「創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト」では木下財団賞も!
はい。時々コンクールに出品したりしています。製作学校の友人に絵を描いてもらって、私が文章を書くという共同制作というかたちをとっています。大賞だと本にしてもらえたり、入賞しなければ別のコンクールに応募できたりもするのですが、佳作を取ると二度と日の目を見ない作品になってしまうという、、、厄介な部分がありまして。(笑)
(笑) 鳥山さんのそういう表現がユーモアがあって好きです。絵本製作においても素晴らしい才能をお持ちなんですね。ではでは、最後に質問させてください。「鳥山由紀さんにとって絵本とは」どういうものなのでしょうか。(情熱大陸のラストみたいに、なんかこう未来につながる感じで、お願いします!←小声 )
人との出会いのきっかけではあるかなと思います。子どもとのつながりにもなっているかもしれないですね。子どもが今、反抗期に入りつつある4年生で「死ね!クソババァ!」とか言うんですね。でも、夜寝る前に絵本を下の子2人に見えるように読んでいたら、その4年生が「見えへん!」とか言ってきたりするので、そういう関係づくりとしては役立っているかなと思います。「いろんな人との出会いに繋がるもの」ですかね。もう少し思いついたらメールします。やっぱりこっちの方が情熱大陸っぽい、、、とかあればメールするかもしれません。(笑)
(爆笑)お待ちしています。本日は、どうもありがとうございました。

 

◆鳥山 由紀(とりやま ゆき)

1972年生まれ 京都在住。2012年より「絵本セラピスト(R)」として活動。絵本セラピー(R)講座の開催、大人・子どもを問わず絵本の読み語り。絵本についてのコラム、エッセイの執筆、講演等、多岐にわたり活躍中。

 

<<インタビュー後編まとめ>>

鳥山さんは、私が想像していた以上に魅力的な女性であることが分かりました。絵本セラピー(R)では、来られるメンバーによって毎回雰囲気が変わるそうです。楽しい雰囲気の時は、メンバー同士の話も盛り上がり、終了時間が少し遅れてしまうことも。

 

そんな時、鳥山さんは「楽しい雰囲気は大切にしたいのですが、この日の為に皆さんスケジュールを空けて来てくださっていて、この後予定がある方もいらっしゃるはずです。楽しい空気は大切にしつつ、出来る限り時間どおりに終わらせたいと思うんです。そのあたりが難しいですね。」とつぶやいておられました。

 

限りある時間を大切にされているだけでなく、相手の時間も自分の時間と同じように大切に考えられる方なのだなあと感じました。

 

インタビューでは思い切った行動力と小さなことを積み重ねていく持続力など、相反するような2つの面がいっぱい!多面体のような鳥山さんから目が離せませんでした。

 

でも、数いらっしゃるであろう絵本セラピスト(R)の方々の中で、お声をかけやすい雰囲気はきっと他の追随を許しませんね。(笑)

 

何より居心地が良いのです。ああ、また絵本セラピー(R)に行きたいな♡って思わずにはいられません。鳥山さんはお酒もお好きなようで、お酒と絵本を楽しむ会(大人絵本の夕べ)も開催されているんですよ。

 

是非是非、皆さんも鳥山由紀さんのブログ「えほんらへん」でチェックして、絵本セラピー(R)に足を運んでみてくださいね。

 

↓↓絵本セラピスト(R)鳥山由紀さんのブログ「えほんらへん」へはこちらから♡♡

http://ameblo.jp/ehonrahen/

 

※絵本セラピー(R)、絵本セラピスト(R)は絵本セラピスト協会の登録商標です。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。