先日のブログで書いたことが現実になってしまいましたね。。。
被害が大きくなかったとはいえ、実際に津波が押し寄せました。
そして緊急地震速報も鳴り響き、その音と共にあの頃の記憶が呼び起されました。
怖いですね。
ホント、用心に越したことはありません。
それもあってか、急に我々のアイテムをご注文頂く方が増えてきてまして、改めて防災意識を持とうという方が増えてることなのではないか・・・と思っております。
特にホイッスル付きのonagawa fishは一気に売切れてしまいました。
本日材料が届き、再販できることになりましたので、ご不便をおかけしていた方におかれましては、再度ご検討いただけますよう、お願いいたします。
ホイッスルは、自分の場所を伝える手段になります。声が出なくても、小さな呼吸でも、音を出すことでアピールできるのです。持ち歩くことで損はありません。
どうせ持つなら、オシャレに持ち歩けるといいですよね?
うちの商品はフックタイプですので、バッグのチャームにしてもOKですし、キーホルダーとしてお使いいただいてもOK!
とにかく、常に持ち歩くことが大切です! ぜひお一つお持ち歩いてください
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そして・・本日は新たな取り組みのお知らせを少々。
今回の地震の時に、あれほど「車で逃げるな!」と言われてたにも関わらず、車で避難して渋滞が起きたというニュースが流れておりました。
このことが示す通り、震災は、世の中のみならず被災地に住む人間の中でも風化が進み、過去のものとなりつつあります。
だけど、ニュースにはなってませんが、被災地の復興工事はまだまだ途中の段階で、すべての人が元の自分の町に戻るには、まだまだ時間がかかります。
想像してみてください。
『自分が住んでいた町が失われ、6年が経とうとしているが、まだ戻れる状況が見えない。』
『自分の町には働く場所もまだ充分になく、避難している地区で新たな仕事に携わっている。』
『仮設住宅の近辺の住民が増えたため、コンビニやスーパーなどの、生活インフラが充実している。』
・・・この場合、避難先の方が仕事場に近くて生活インフラが充実しています。そこであえて、元の町に戻ってくることを考えるでしょうか?
だからこそ、「稼げる街」を創りだしていかなきゃないのです。
我々は『小さな復興プロジェクト』としてスタートし、主に木工を中心とした手工芸品の制作をしてまいりました。
2012年には、働き手が安心して働けるよう法人化し、福利厚生を整えました。
しかし・・・やっぱり今も『復興支援グッズ』の枠から抜け出せるほどスキルアップが出来ずにおります。
売上は日々激減し、周りからは廃業を推す声も多くなりました。
だけど、ここで終わってはここまで頑張ってきたことが無になってしまいます。
それが悪であるとは言いませんが・・・負けません
そこでこの度㈱onagawa factoryは
・木工部門
・食品加工部門
の二つに分けた事業展開を図ることにしました。
具体的には、木工部門のコーディネート及びリブランディングを大手木工メーカー(名前を発表して良い段階になったら発表いたします)が担当。
食品加工部門はわたくし湯浅が培ってきたスキルと人脈を活かし、事業化できる段階になった時点で、㈱onagawa factory の事業の一環に取り入れることにします。
そこで、大きな問題となってくるのが資金問題。
「復興支援グッズ」市場は淘汰され、ここ最近は売り上げはほとんどなく、会社としても代表個人として当然のことながら融資を受けることができません。
そこで、あらためてクラウドファンディングにて、皆様のお力をお借りしたらどうだろうか?という話になりました。
今回、「仙台のまちなかをみんなでもっと過ごしやすく、楽しくしよう」「仙台の元気を東北全体に届けよう」「将来の仙台・東北を創っていく人を応援しよう」という趣旨のもと、本日11月28日より、「まちくるファンド仙台」というクラウドファンディングが立ち上がりました。
その立ち上げのプロジェクトの一つとして、わたくしのプロジェクトを取り上げていただけることになったのです。
内容は、「女川産の柚子で宮城を代表とする土産品を創りだす!」です。
具体的には柚子入りソーセージの制作。
いつかは、ここ女川の害獣‶鹿“を使って、鹿肉と柚子のソーセージを女川で作っていく。そのための試作品づくりや柚子農園の管理運営費の一部をご支援いただきたいという内容となっております。
以前、レーザー彫刻機が壊れてしまって再導入できずにいた時・・・皆さまにご支援いただきましたので、「また今回もやるの??」と思われる方も多いとは思います。
心苦しいというのが正直なところかもしれません。
ですが、今回は「新たな産業づくり」です。皆様のお力添えが、女川をはじめ、宮城の新たな産業・文化・土産品を創りだしていくのです。
長い文章になってしまいましたが、是非ご一読いただき、ご協力いただけたらと思います。
女川で育てた柚子を活用した「柚子ソーセージ」をつくり新たな宮城の銘品にしたい!
いつもお願いばかりで申し訳ないですが・・・ぜひ新たなまちと文化を作って行きましょう!
みなさまのご協力のほど、心からお願い申し上げます