みなさまのご協力により運営する事ができております【小さな復興プロジェクト】ですが、ご購入の際、当方のミスにより、ご迷惑をおかけしてしまった事が何度かございます。
ここで改めて、ご気分を害されてしまいました方々に対し心よりお詫び申し上げると共に、プロジェクトの趣旨や運営方法のご理解を頂きたいと思います。
まず、このプロジェクトが立ち上がったのは・・・
○ 家も仕事場も失った少しでも多くの津波被災者に、仕事と収入を、行き先の見えない義援金とは違うダイレクトな形の支援を産むシステムとして構築する。
○ 避難所生活の時間の有効活用。(現在は避難所が終了し、全員仮設及び借上げ住居に入居しております)
○ 生活再建のための“仕事”の構築。
○ 支援者(ご購入者)の支援の証が残ること。また、その支援の証を持つことにより、今回の自然災害と同様のことがいつ何時、自分自身に起こるかもしれない、自然災害への啓蒙。
○ 町の主幹産業である水産業が復興するまで、純粋な地域産業を確立させる。
などのキーワードをつなぎ合わせ生まれたプロジェクトでございます。
しかしながら最大の問題点として・・・
○ 資金がない状態から立ち上がった事。また、その状況下、『少しでも早く!』という“想い”のみで突き進んだ事。
この事で、今までに数名の方々の気分を害してしまい、結果として“女川町”に対するイメージの低下を招いてしまいました。
これは私どもとしては絶対にしてはいけない事です。
そこで、ご購入に際してまずご理解いただきたいことをこの場に書かせていただきます。
まず、上記に記入したとおり、
○ 資金不足により、お金のかかる購入システムを構築できていない。
ゆえに、
○ フリーメールによる、受注管理のみしかできない。
その為、
○ 携帯電話からのメールだとこちら側もお客様もブロックされてしまう恐れがあるために、お断り申し上げざるを得ない。
また、
○ 運営スタッフよりも、被災地域の雇用を生み出す事を優先した。
その為、
○ ほぼ素人がパソコンの管理を行っているがゆえに、自動受注管理システムの様な完璧な対応ではなく、人為的ミス(金額の記入ミスなど)が起こりうる。
○ 未だに生活が安定しない製作者の生活リズムを優先するため、毎日決まった量の生産ができない。また、極端な地盤沈下による工場の冠水のため、作業できない事がある。
ゆえに、
○ 発送までお時間を頂戴せざるを得ない。
これらは全てプロジェクトサイドが注意点を明確にしなかったことが原因であり、女川のスタッフには全くもって問題はございません。
今までにご気分を害されて購入をキャンセルされた方々やお叱りを受けた方々に対し、工藤に代わり代表職を継ぐことになりましたわたくし湯浅が、心よりお詫び申し上げます。
また、今後ご購入いただく際、改めまして上記記載事項をご理解頂いた上でご注文いただけます様、お願い申し上げます。
想いのみで突き進んでしまったがために、多くの方に本当に申し訳ない事をしてしましたが、これから先が本当の意味での復興の土台作りの時期に入ります。
失礼申し上げた方々には改めてお詫び申し上げると共に、今後さらなるご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
【小さな復興プロジェクト】
代表:湯浅 輝樹