震災から4ヶ月 | 佐藤麻衣子ブログ

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人一倍、いや二倍も三倍も妄想壁が強いくせに、想像で絵が描けないのはなぜ?と思う今日このごろ。。。

3月11日の震災から4ヶ月経ちました。

昨日、久しぶりにちょっとドキっとするような揺れがありましたね。

忘れた頃に何とやら・・・とよく言いますよね。
震災後、各教室の生徒さん達にお会いした時に
こういうリサーチをしてみました。

「地震の時にどこにいましたか?
その時どうしましたか?」

色々なお答えをいただきましたが、
後々参考になる、というのをPICK UPしてみました。


帝国ホテル・・・宴会場の椅子という椅子をエントランスに並べて
毛布、非常用の食事、翌朝は温かいスープが配られて最高に親切だった。

・各大型デパート・・・マニュアルがしっかりしており、
建物自体も震度6ぐらいには耐えうる造りになっているので
ヘタに外に出るより中にいた方が安心。
ただし強制的にシャッターを降ろしてしまい、
OKが出ないと帰れるのに帰らせてくれないデパートもあるとのこと。

・青山学院・・・非常用の毛布と食事が生徒数分備えてあり、
一般人の受入れも可能。
都心から頑張って自宅に帰ろうとせず、
246方面ならここで休憩or一晩過ごすのがお勧め。

・高層ビルの上階・・・安全が確認されるまで下階には降りられない。
階段で順番に降り、外に出られるまで約3時間を要した。


以上、都心ならではのその時”の様子でした。
都心からベッドタウンに走っている246や甲州街道などは
帰宅する人であふれ返り、車道を人が歩き、その為に車も大渋滞。
悪循環のまた悪循環だったそうです。

帰宅途中、見知らぬ人同士で情報を交換し合い、みんな親切だったと。
情報がないのが一番心細く、FMラジオと懐中電灯が一緒になったモノ
会社の非常用袋の中にあり、それがすごく助かったとのこと。
今だにバッグに入れっぱなしの方もいるそうです。

こんなに大変だったのに、渋谷はみな今やSALEに夢中、
「がんばろう日本」というコトバもあちこちで目にはするものの、
どう頑張っていいのか分からなくなってきました。

ところがまだまだ東北では被災者の為に、
頑張っている岡部慶子さんがいます!

彼女と私のブログと両方読んで頂いている方は
常々温度差を感じられていた事と思います。

私としては敢えて温度差をつけてきました。
こちらではこちらでやるべき事を皆さんにお伝えして、
前に進んでいかないと、と思ってこの4ヶ月過ごしてきました。

これから暑い時期になるというのに
子育て真っ最中だというのに、
本当に頭の垂れる思いでいつもいつもブログを読んでいます。

ちょうど4ヶ月という事もあり、こちらでも彼女のブログと
大槌町避難所の方々が作られたエコたわしの紹介をしたいと思います。

岡部慶子さんのブログ・・・

佐藤麻衣子ブログ-110710_200638.jpg
カラフルで可愛い!1個300円で売っているそうです。
彼女達の活動やこのエコたわしを販売するに至る経緯についてなど
詳細は上記のブログにアクセスして是非目を通してみて下さいぺこ