こんばんは、怠惰なチーズ案内人です。
私は昔から、
視野が広いほうが、より良い選択ができるんだ!
と考え、図書館やインターネットのいろいろ情報を漁って吸収しようとしていました。
新しい知識を吸収するたび
「こういう考えがあるんだ!」
「この著者が言っているのなら間違いない!」
と感動して、自分が大きくなったように感じました。
しかし残念ながら、得た知識は
「こういった事例や法則もあるから、そういうのもいいんじゃない。」
とか
「社会の流れがこうだから、こうあるべきだよね。」
など、自分で深く考えずに、知識を披露するだけに陥ることが多かったのです。
今は、高度情報社会でインターネットを通じることで、あらゆる情報にすぐにアクセスできるようになりました。
そのことで学問上の答えや失敗しない方法、みんなのつぶやきなどすぐに検索してしまう癖がついています。
しかし、知識を追うばかりで消化されないまま頭でっかちにその知識を使っても、ただの批評家にしかならない危険性があります。
自分のやりたいことに没頭して得た知見は、漁っただけの知識より遥かに信頼性があり、人を動かすことができる力だと信じています。
視野が狭いことを恐れず、その人独自の経験と考えを深めていく。
そのことは世の中全体を知ろうとするより、長い目で見た将来性があるのかと思います。