細胞環境デザイン学をご存知ですか?

杏林予防医学研究所の山田豊文先生の提唱されている考え方です。



杏林予防医学研究所HPより引用

約30年にわたり、著書や講演会、月刊誌などを通じて、食による予防医学の普及活動に心血を注いできました。その中で、ライナス・ポーリング博士が提唱した「分子整合医学」、そして必須栄養素で形づくられた「生命の鎖」をベースに、そこからさらに発展させた独自の理論を確立しました。それが、「細胞環境デザイン学」です。

1個の細胞は、それ自体が立派な生命体です。1個の細胞の中で生命活動が完結していて、それがたくさん集まることによって、骨や筋肉、神経、血管、内臓などがそれぞれの働きを全うできるわけです。それらの集合体である私たち人間は、それぞれの細胞が今のこの瞬間に、何を必要としているかを知りませんが、私たちを構成する1個1個の細胞自身は、それを分かっています。

だからこそ、私たちの心身の不調を未然に防いだり、不調を治癒したりできるのは、「医師」ではなく「細胞」だけなのです。
また、薬漬けで侵襲性の高い現代医療とは異なり、細胞は自分たちに今何が必要か、どうすれば正しい機能を取り戻せるのかを、細胞同士でお互いに語りかけ、話し合い、そして自分たちで解決策を導きます。

とはいえ、一方の私たちも、そんな細胞たちを思いやり、寄り添うことは可能です。つまり、栄養学的アプローチを中心としつつ、それ以外のさまざまなアプローチを総動員しながら、細胞にとって最適な環境を整えるためのサポートを行うことこそが、「細胞環境デザイン学」の最も基本的なコンセプトなのです。








杏林予防医学研究所HPより引用