「GTR釣法」開発秘話とご説明
ど~もテスター中越です
フィッシングショー大阪も無事終わりました。
私も日曜日にSLASHブースに立っていましたが、
私の予想を遥かに超えた方が興味を持たれた
「GTR釣法」について、この場を借りてご説明したいと思います。
(長い文章になりますがご了承下さい)
まず、「ティップラン」とは・・・・船から深場のイカを狙う釣法です。
船から狙うという事で「縦の釣り」ということに仮にさせていただきます。
(※実際は、どてら流しで、横の釣りなのですが、陸っぱりと区別させるために
このような言い回しにさせていただきます)
私が初めてティップランをしたのが、SLASHが誕生する3年前の事でした。(今から6・7年位前?)
ティップランをした私の感想が・・・「この釣りは面白い」でした。
イカからの反応がティップにダイレクトに出る所に感動しました。
報告をする為、私の当時の上司「H部長」に・・・
ゴ「ティップラン面白いですよ~」
H部長「ほな、オカッパリから出来る方法を考えろ」
ゴ「・・・・ハイ・・・・」
この会話が始まりでした
ティップランは「縦の釣り」。(※上記参照)
それを「横の釣り」になるオカッパリからする・・・・
メチャメチャ考え・試行錯誤した結果、完成したのがこれから説明する
「GTR釣法」です。
ティップランとは、もう皆様もご存じの通り、
「ロッドティップの動きでアタリを見極める」事です。
船の場合は、「流し釣り」です。
つまり、ステイ中のエギは船に引っ張られているので、
ラインが張った状態になっている為、イカが乗った時、ダイレクトにティップに反応が出ます。
コレをオカッパリからする場合は・・・・
シャクリの後に「リトリーブ」するか、「ロッドでサビく」と
ロッドティップから、エギまでのラインが一直線になり、
イカが反応した時、イカが乗った時にティップに反応が出ます。
しかし、あまり早くリトリーブしてしまうと、エギの頭が上を向いてしまい、
イカが反応しなくなる為、ゆっくり巻く必要があります。
もっと簡単な言い方をしましたら・・・
最近発売されているエギは、「軽くシャクるとダートする」様に作られていますので、
「ミノーやシャッドを使う時みたいに、2・3回トゥイッチしてゆっくり巻く」と出来ますよ
以上が「GTR釣法」になります。
釣り方は、早い段階で成立する事が出来ましたが、
ロッドに関しては・・・・非常に苦労しました(清正さん、色々言ってすいませんでした)
通常エギングロッドでも、反応は出ますが、
かなり高い確率でアタリを弾いてしまいますが、
一度、チャレンジしてみて下さい。
もし、お持ちのティップランロッドでされる場合は、
通常エギングロッドの様な投げ方をすると「ロッドブレイク」する可能性がありますので、
後ろに振りかぶって、「よいしょ~」といった感じでソフトに投げて下さい。
GTRロッドに関しましても、かなり繊細な作りになっていますので、
発売が近付いたら、また、ご説明します
テスター中越でした
詳細は、この図を見ていただくと分かるかな?