非常に退屈な映画でした。

正直、駄作だと思います。


あまりのガッカリさに、見終わってすぐ、

口直しに「復活の日」を観たくなってしまいましたよw


しかし監督ならびにスタッフは、この映画で何が言いたかったんでしょうね。


・ウィルスの恐怖を描くにしては、科学的ツッコミどころが満載だし。
(あまりに満載すぎて、途中からシラケてしまった)

・人間ドラマを描くにしては、あまりに薄味だし。
(結局何が言いたいのかわからんし、最後の壇れいの台詞にしても、唐突すぎ)

・謎解き物語としては、あまりにお粗末だし。
(こちらもツッコミどころ満載。というか、謎になってない)

・社会・環境メッセージ映画としては、とってつけた感じがぬぐえないし。
(その場面だけ、妙に浮いてみえる)

・エンタテイメントとしては、あまりに長尺すぎるし。
(いくら何でもこれで二時間超えというのは、長すぎる)

・お涙頂戴にしては、ぐっとくるもの(演技や台詞)がなさすぎるし。
(それこそ「復活の日」を見習ってほしい)



まあ、そういう感じで、あんまりつまんないんで、

途中から1.5倍再生してしまいましたよ。


この映画観て、何か得る人っているのかなぁ。

マスク作ってる会社の売れ行きが高まる?

医療関係者が、「オレも頑張ろう」という気になる?

まあ、せいぜいがそんなもんだと思います。


オレ、TVでSARSと闘った医師のドキュメント観たときには、

ボロボロ泣いちゃったんですけどね。

教訓も沢山あったし。


でもこの映画には何もない。

あらゆる意味で、中途半端で、ご都合。


まあ、控えめに言って、

観ても観なくても、たいして人生に影響を及ぼさない映画だと思います。


まあ、純粋な小学生が、これ観て、

「自分も医者になりたい!」とか、

「WHOに入りたい!」とか、

思ったりするかもしれませんが。