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最近、マッサージクリームやオイルを手に入れる機会が多くなり
我流ではありますが、疲れた時などは
自分が不調だなと思った時には手などを使い、
マッサージをすることが多くなりました。

パソコンを主に使う仕事に従事している以上、
どうしても、肩こりなどと切っても切れない関係で…

「困っています」

毎日、その日のコリをほぐせたら良いのですが…

「どうもそれが上手くいかない方が多いので…」

どうしても寝付きが悪かったりすることも度々。

ここ最近は朝晩冷え込んできたので、

「冷えも気になる今日この頃」

で、調べてみたんですが…

手足が冷える、寝ても疲れがとれない、食欲がない…

「まあ、食欲はまだあるんだけどね…確かに気になる身体のちょっとした不調」

そう、病院に行くまでではないけれどね。
でも、それって…病気の1歩手前の場合が多いんだそう。
それがいわゆる東洋医学の病理概念で言うところの「未病」と呼ばれるもの。

で、未病が一歩進むとどうなるか…

「実際に…その後、風邪をこじらせた人、ここにいますよ」

そういうことなんです。

で、色々と東洋医学を紐解いていくと…なかなか奥が深いのですね。

ヒトの身体には、経絡(けいらく)と呼ばれる血管みたいな物が
張り巡らされていて、そこには人の体を構成する要素
「気・血・水」が循環していると考えられているんですね。

「それ何?」ってことでさらに調べてみると…

「気」
生命エネルギーを表し、血・水をめぐらせる働きを持ちます。

「血」
血液と、血液の働きを表すものです。

「水」
体内のあらゆる水分を表すものです。
(例えば、リンパ液・細胞間液・汗・涙など)

で、経絡の巡りが悪くなると…
この「気」「血」「水」のバランスが崩れて
余分な物が体に溜まった状態になります。

「つまり、流れるべきものが流れないという状態ですね」

これが「なんとなく体の調子が悪い」状態を引き起こす原因なんだそう。

そして、誰でも身体に自然に備わった免疫力があり、
マッサージは、その能力を発揮する手助けとなる方法とされて
マッサージを行うことで、血液内部に溜まった毒が流れていく訳です。

それにより経絡のめぐりが整うことで
「気」「血」「水」のバランスがとれて
身体が健康な状態に戻ろうとする力を
高めることができると考えられているのだそう。

「ということは…一応、肩こりが辛くなった時に
 私が自らマッサージするのは理にかなっていた訳ですね」

しかし…

「当たり前なんだけど、チカラ加減が分からないし…
 逆に自分がやることで悪い方向になったらそれは困るよね」

で、見つけたのがこれでした。

TECHNOTE(テクノート)-かっさ1

「かっさ」というものに使う「かっさ板」

最近、書店などでも関連本が出ていたりと話題になっているので
ご存知な方もいらっしゃるかも。

そもそも…「かっさ」って何?という方にご説明すると…
中国語で「かつ」は「擦る」、「さ」は「血液の毒」を意味するそう。

そこで登場するのが…この「かっさ板」というプレート。

この「かっさ板」で毛細血管に圧力をかけると
血液内部に溜まった毒が押し出されるという訳です。

「驚いたんだけど…西太后も顔のマッサージに『かっさ』で行ったとか」

そんな、歴史の古い民間療法です。
となると…

「歴史の古いマッサージとなれば難しいの?」

いやいや…それが…

「至って簡単」

ほら、ツボ押しとかだと、ツボを覚えたりとかして大変だけど…

「経絡というのものは、その流れ上にツボがあるんだそうで…」

つまり、経絡のラインをなぞることで、ツボを刺激することが出来る訳です。

「それは簡単ですね」

さらに…

「皮膚を擦ることで皮膚温が上昇し、体温が上がるんです」

体温上げると抵抗力がアップするとか…一時期話題になりましたよね。

そうなんですよね。これを行うことで身体が活性化するんですね。

そして何より嬉しいのが…薬が不要で、副作用ないということ。

かっさマッサージに使用するのはかっさプレートと
潤滑剤(クリームやオイルなど油分を含むもの)だけ。

「クリームやオイルは自分が普段使っているものを、そのまま使えるのがいいですね」

手の内に入るサイズですから…
場所も取らないし…何より、かっさプレートを使って
身体を擦るだけなので、他のマッサージと違って

「手が疲れない!」

これ、意外と大切ですよ。

「疲れとるためにマッサージして疲れたら、本末転倒ですからね」


TECHNOTE(テクノート)-かっさ2

かっさ板と一緒にこうした説明書もあるのも
初心者にはありがたいです。

では早速、使ってみましょう。

TECHNOTE(テクノート)-かっさ3

まずは「ひらく」

かっさ板の先端を使うことで
毒素を排出するためのポイントを開く訳です。

かっさ板の先端部分(一部側面も使用)を使うことで
往復させながら3~5cmぐらいずつ進ませていきます。

「なるほど…」

TECHNOTE(テクノート)-かっさ5

続いては…「ほぐす」

かっさ板の先端を使って
マッサージ部のコリをほぐして毒素を流しやすくするんですね。

「かっさ板の先端を使って、往復させながら…
 3~5cmずつ進むのがポイントだそう」

TECHNOTE(テクノート)-かっさ4

そして最後は…「流す」

かっさ板の側面を使って
ほぐした部分を流し、滞った老廃物を流していく訳です。

「かっさ板の下部分を使い、大きくざーっと進ませていきます」

TECHNOTE(テクノート)-かっさ6


TECHNOTE(テクノート)-かっさ7

私も、かっさ板に付いていたこの紙を観ながら
顔全体をマッサージしてみたのですが…

「鼻がね…すーっと通ってきたんですよ」

いや厳密に言うとね…

「鼻水がね…」

失礼。でもね…
これ、やはり、マッサージによる効果だと思うんですよ。

「効果を実感したなぁ…」

ちなみにここでもう1つポイント。

かっさの後は、たっぷりとぬるま湯を飲んで
リラックスして過ごすこと。

「水分をとることで毒が外に出る訳ですね」

いやはや、奥が深い。
でも、体調に合わせて調整できるマッサージ。

「自分の身体の不調とも向き合うことができ
 とても良いんじゃないかなと」


愛と美を象徴する「ローズクォーツ」を使っていることもあり
パワーストーン効果もあるこちらの「かっさ板」

これから寒くなる季節。
体調や肌も調子を崩しやすい季節でもあります。
自分の身体と向き合って
毎日の生活に「かっさ板」を手にして
マッサージを続けていこうと思っています。

かっさマッサージについて