先週、東京競馬場の花火大会が雷と雨の降る中開催されました。今、住んでいる家は競馬場に近い為、ベランダから花火がよく見えます。音で家が揺れることも、今年は右向けば盛大で鮮やかな花火が左向けば雷鳴とともに稲妻、稲光が。まさにスペクタクル！！ハリウッドもビックリな光景でした。そして、娘は花火の音が大の苦手、今年もビクビク、お風呂の中でめそめそしながら終わるのを待っていました。
この場所から見ることが出来るのは今年が最期だったので、一緒に見たかったですが、こればっかりはしょうがない。来年は『見える』から『見に行く』になってしまいますが、いつかは一緒に見れればと思います。
そうなんです。
引っ越すことになりました。あ、もちろん店舗ではなく住まいです。
思えば、府中に越してきて6年、色々な思いがある場所を離れるのはやはり寂しいものがあります。
僕の大好きな慣れ親しんだお店までの道。競馬場の並木道→大國魂神社→けやき並木通り→お店。距離にして約2.5キロ。歩き出して約4年。ちょっと脇道入ったり、遠回りしたり、大袈裟ではなく、僕の調子を、気持ちを高めてくれるルーティンワークならぬルーティンウォークでした。
今日の朝は、このルーティンウォーク最期の朝。これからも、毎日の神社の参拝も変わらずするし、少し遠回りになるけど、競馬場の並木道もたまには通るつもりです。でも、やはり、感情的な朝でした。
あそこから見える風景も、空も雲も太陽も、木の影も、あの場所の雰囲気も、信号の長さも、セミの鳴き声も抜け殻も、葉の色も、落ち葉も、民家も、よくすれ違う人も…見えるもの、感じるものすべてが愛おしく、名残惜しく感じました。前向きで喜ばしい転居なのに、不思議です。
今日も競馬場の並木道の緑は太陽の光に照らされて、空の青さと最高にマッチして、僕に力をくれました。綺麗でしょ♪。想像してください。この後に大國様で参拝して、けやき並木通りでまたグリーンにアーチをくぐる。豊かな自然と先人たちと神様？が沢山力をくれる気がしますよね。
こんなのも
きっと昨晩に羽化した『路頭に迷うセミ君』だ！と思う。。。
でも、新しく通るであろう道も素晴らしいんです。今までにも負けず劣らず自然を感じられるはずだ。距離は1キロ延びて約3.5キロ、神社に寄ると4.5キロほど。往復で9キロ。良い運動だ。
沢山寄り道しよう。沢山発見しよう。そして、沢山の元気、幸せ、活力を貰って、皆川仁史、スーパーヒトシ君に変身だ！！
今までの道、ありがとう。僕を幸せな気持ちにさせてくれて感謝です。
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