ある日の晩は、池袋で飲んでる合間のこと
飲みながらお腹がすいたなぁ なんて
という飲む合間の晩御飯のお話です
向かったのは池袋西口にあるお店
一緒に飲んでいる友人が勧めてくれたお店です
「楊」
西池袋の個性派飲食店が軒を連ねる裏通り
ディープな感じの佇まいが、本格派の香りを漂わせて
店内は現地の人と思しき方々も多く、日本人もチラホラ
卓上調味料も現地仕様で、益々もって本格派の風情ですよ
店内紙ポスターには、お店の発祥とこのお店の案内
どうやら、下町から段々と人気を得て此方に来たのでしょうね
うんうん、これは期待大だなぁ なんて
メニューは軽く眺めるのみで、おススメを一通りオーダー
暫くしまして、早速お目当ての登場ですよ!
「汁なし坦々麺 ¥800円」
白い麺は冷麦程度の太さで中細麺のストレート
底には真っ赤で香辛料をたくさん抱えた、ドロッとっした坦々ダレ
たっぷりのクラッシュナッツと、味付挽肉に青菜がチラリ
底の方からタレを返すように、全体を万遍なく馴染ませて
さぁさぁ如何なもんでしょう と頂きまして。。。
ちゅるる、と軟めの麺はクチュッと噛み切り易いもの
啜るや否や、強烈な刺激が迫る迫る!
濃厚な胡麻ペーストの風味と、強烈なシビシビ感がぶわっと!
クラッシュナッツも入る事で、マッタリとした味わいもたっぷり
それと拮抗するように、塩味と辛味とビリビリ痺れ感
これが異常な後惹く美味しさ
刺激的な辛さも、ただ辛いというわけではなく
先の濃厚な味わいと重なり、花椒の香りがなんとも優雅
塩味もやや強めにあるので、クセになる味なんですよねぇ
でもでも、痺れ系が得意でない方には勧めません
普通に唐辛子的な辛さもしっかり、でも花椒の刺激は更に強め
正直美味しかったなぁ、とは思うんですよ
それでも、その日の晩含め翌日まで色々、「辛い」経験は必至
しっかし、あまりに刺激的な美味しさでして
汗を洪水の様にしながら、あっという間にペロリ
食後のお腹は、火を抱いているような感覚でした
そうそう、箸休め、口休めにはコチラがおすすめ
「水餃子 ¥490円」
お値段はこの辺は適正価格かなぁ といったところ
それでも、モチッとした皮の厚みと、ジュワっと肉汁
香り豊かな餡には、程良い大蒜も効いて美味しいもの
チュルッと食べられちゃうこちらは、好い口休めでした
で、折角なのでも一つ
「焼餃子 ¥590円」
先と同様に、小ぶりのモチモチ皮の羽根つき餃子
サックリ芳ばしい羽根と焼き面のコンガリ感
水餃子よりも餡の水分が凝縮する分、旨味は強め
そうそう、どちらもそうですが醤油はほぼ不要
しっかり餡に塩味と好い風味がありますので
そのまま、若しくは卓上の黒酢をお勧めします
そのほうが、より皮や餡の美味しさを実感できそう
そうしてこうして、飲んだ後の刺激的な晩御飯
辛シビ旨みたっぷりの汁なし坦々麺を堪能
気付けばお腹はポカポカどころか、アッツアツ
いやぁ刺激的な体験でしたぁ と美味しくも刺激十分!
さぁてお腹のクールダウンにもう1杯っ!
なんて気分好く、も少しお酒を追加しにお店を後にするのでした
中国家庭料理 楊 2号店
(四川料理
/ 池袋駅
、要町駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0
食べ終えた汁なし坦々麺の底には、こんな具合で真っ赤な挽肉
これを餃子に乗せても美味しく頂けましたよ
こちらからは一部メニューの紹介になります
お値段としては安くはないものの、お味はしっかり美味しいもの
刺激的な体験、という意味でも決して高くはないと思いますよ