思い出し記事に少し戻りまして。。。
用事をもって池袋で所用を済ませ、その日の昼はあまりがっつり食べる気分になりません
何がいいかなぁ。。。なんて考えながら歩いていますと蕎麦屋を発見!
そういえば、持ち帰りの年越しそばを頂いたことがあったなぁ
とお店で提供される蕎麦に興味が湧いて、ふらりと入ってみました
「美濃屋 文右衛門」
池袋東口から、明治通りを区役所方面へ歩きまして。。。
ビックカメラ、ヤマダを越えた辺りにこじんまりとした風合いでお店が見つかります
その日は生憎の雨 なんだか肌寒い日でありましたので、ちょっと温かいものも良いな。。。
となると注文は9割方決まってしまうのですが、一応メニューもしっかり目を通します
こちらの特徴は 「 重(カサネ) 」 出てくるものを見れば一目瞭然なのですが
せいろが重ねられて提供されるようです 珍しいですよねぇ
温かいメニューは普通の丼のようですが、メニュー数はやや少な目かな、といった印象
やっぱり「重」が目玉ですもんね
季節ものには蕎麦屋ですが、饂飩などもある様子
一杯飲みながら蕎麦をたぐる、なんて事も出来るようにおつまみメニューも中々充実
と思いましたら、飲み物のメニューが思いの他弱い印象も受けますが。。。
さてさて、メニューを一通り見渡しまして、やっぱりこれを注文です
「重あい鴨」
所謂普通のお店の鴨せいろにあたるものです
さて、まず目を惹くビジュアルが、やっぱりこのお店の特徴でしょう
せいろは一般のものを2回りほどサイズダウンしたもの、これがデフォルトで3段
蕎麦の色合いはどちらかというと田舎蕎麦などに言われるそば殻込の濃いい色味
太さもごく一般的な太さで、つるりとした印象はやや少ない感じもします
つけ汁の方はしっかりといい香りで、鴨の旨み脂が美味しそう
中には数枚のしっかり厚切りの鴨の肉が入っております
嬉しいのは、飽きずに食べられるように充実した薬味の数々
葱、すり胡麻、刻み海苔、鵜玉の黄身、と一口ずつ味を変えていくのも楽しそう
さてさて、重のせいろにワクワクしながら しっかり浸して ズズズっと。。。
つけ汁の出汁は風味良く、醤油の味もしっかりですが関東風らしい味わい
気持ち甘みも感じるつけ汁で、鴨の脂もありますのでかなりしっかりの食べ応え
蕎麦はしっかり歯応えもありますが、コシの強さよりも香りの立ちが良いように思います
つけ汁に浸しても殺されない香りの風合いはそばを食べている満足感をしっかりくれました
鴨肉は旨みもしっかり、噛み心地もぷりぷりした食感でこれはしっかり美味しい
蕎麦は大人の男性なら、3回掬えばこのお店の1枚のせいろ分ほどでしょうか、
重ねを入れ替えながら、せいろの数だけ同じ蕎麦の姿に出会えるのはとても楽しい!
薬味も充実していますので、味を変えながら、時に肉を楽しみながら美味しく食べ進みます
最後の方まできますと、この甘みのあるつけ汁でしっかりお腹に溜まった気がします
蕎麦湯も軽く濁る程度のさらりとしたもの、こちらで美味しくつけ汁も頂きまして。。。
ひとしきり食べると、視覚効果も相俟ってかなかなかの満腹感
その日の腹調子もあるのでしょうが、蕎麦屋でここまで感じたのは久しぶり
そして会計で値段を見てビックリ! ¥890円 これはお安い!!
とこの立地でこの値段、この満足感を味わえれば非常にCPは良いように思います
腹ペコなら重ね追加¥120とこちらも良心的ですし、用途に合わせて使えそうです
懐にやさしい値段設定も、会計の際に貰う「重1枚追加券」にもホクホク、お店を後にするのでした
美濃屋 文右衛門 池袋東口店
(そば(蕎麦)
/ 池袋駅
、東池袋駅
、東池袋四丁目駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.5