老人性乾皮症 とは
その名の通り、老化に伴う 乾燥肌 のことです。
老化より皮脂膜から皮脂(あぶら)の分泌量は減ってしまいます。
また 老人性乾皮症 では
天然保湿因子が少なくなっているため
水分を保持する力が弱くなっています。
それに加えて 角質層が厚く積み重なってしまうことによって
皮膚は硬くなり、弾力性を失います。
その硬くなって弾力性を失ってしまった皮膚は
簡単に割れやすい状態になってしまいます。
そのため ご高齢者で乾燥肌では若い方の乾燥肌に比べて
下の図のように少し光って見えることがあります。
老人性乾皮症
このご高齢者の乾燥肌は すね・ふともも・おしりといった
皮脂腺の少ない場所にでやすい傾向にあります。
老人性乾皮症のでやすい場所
次回ブログでは
ご高齢者にみられる老化に伴う
乾燥肌とはまた違ったタイプで
皮膚の病気によって生じる乾燥肌の代表例である
アトピー性乾皮症 について書いてみようと思います。