凍り付いた感情がトラウマ行動に | 危機を乗り越え夫婦円満☆幸せ妻になるカウンセリング

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こんにちは。

 

初回のセッションを受けられた方から感想をいただきました。

 

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先日はありがとうございました。

 

嶋田先生のブログを2年前からずっと見ていて、著書も拝読

しておりましたが、初めて直接カウンセリングしていただき、

私にとっては目から鱗の連続でした。

 

主人のことがこんな昔の出来事とつながっているとは、

思いもよりませんでした。

でも不思議と心が大変軽くなった気がします。

 

カウンセリングが終わってから、ずっと忘れていた昔の記憶が

どんどん出てきて、自分でもびっくりしております。

 

これからどんな気持ちが自分の中から飛び出してくるのか・・

怖い気もしますが、期待もあります。

 

次回のカウンセリングも楽しみにしています。

 

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まだ幼い子どもは、いま経験していることに対して

自分が何を感じているのかが分かりません。

 

 

例えば、

お兄ちゃんに意地悪されて泣いているとき、

大人が「悔しかったね!」と言ってくれると

「あ、自分は悔しくて泣いてるんだな」と分かります。

 

 

急に雨が降ってきたとき、

大人に「びっくりしたね!」と言われて初めて

自分の感じている感情が「びっくり」だということが分かります。

 

 

突然犬に飛びかかられたとき、

大人に「怖かったね!」と言われて

今感じているのは「怖い」という感情なんだと分かります。

 

 

周りの大人、つまりお母さんやお父さんが

自分の感情を受け止めてくれることで、

感情を感じることがきます。

 

 

ところが、

 

お母さんにすごく叱られたり叩かれたりした、

 

お父さんに怒鳴りつけられた、

 

お父さんがお母さんに暴力を振るっていた、

 

お父さんとお母さんがバトルを繰り広げていた・・

 

 

こういう場合、

 

本来一緒に感情を受け止めてくれるべき親が、

ネガティブな感情を感じる原因になっていると、

子どもは誰と感情を分かち合えるでしょうか?

 

 

どう受け止めていいのか分からない子どもは

凍り付いてしまいます。

 

文字通り、感情が凍結してしまうんですね。

 

 

その心の奥にずっと凍結されたままの感情が、

大人になっても多くの副作用を起こします。

 

 

パートナーに対して不安になると

好きでもない他の人のところへ逃げてしまったり、

 

寂しくなると相手を攻撃してしまったり、

 

やめたいのにお酒やギャンブルがやめられなかったり、

 

嫌でたまらなかった親と同じ行動を子どもにしてしまったり・・・

 

 

トラウマ行動の後ろには

凍り付いた感情が存在しています。

 

 

この感情を外に出してあげなければいけません。

 

 

感情が凍り付いたときの出来事を思い出して、

そのとき感じたことをアウトプットするのです。

 

 

信頼できる誰かに聞いてもらうのが一番いいですが、

一人で紙に書き出すのもいいでしょう。

 

 

そのとき感じていた感情を

まざまざと、ありありと、味わってください。

 

そしてそれを言葉で表現してください。

 

 

「悲しかった。」

 

「怖かった。」

 

「傷ついた。」



 

幼い子供だったあなたは、

その感情を受け止めるにはあまりに無力でしたが、

今のあなたなら大丈夫。

 

 

自分の感情をしっかり受け止めてあげると、

トラウマ的な反応や行動をしなくても大丈夫になっていきます。

 

 

 

 

 

 

 


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