http://ameblo.jp/ymdamb/entry-12053714643.html
卵白と混ぜて、白く濁るとタンパク変性→ダメなシャンプーだ!

という記事ですが、さすがにアホらしすぎて閉口してしまいます。


よくよくシャンプーの液の色を見てください。


ダメと名指しされているシャンプーは、最初から白い液状ですよね。


あれは、ジステリアン酸グリコールという、パール化剤という成分を入れているので、

白くなるのは当たり前なのです。


洗浄剤がなんであれ、ジステリアン酸グリコールがある程度配合されていれば白くパール状に輝く液体になります(市販品では高級感を出すためによく登場します)。


一方で、例えばカウンセリングプレシャンプーには、ジステリアン酸PEG-150という可溶化剤(別の呼び方をすれば、透明化剤)という乳化剤を配合して、液体が透明に透けるような設計にあえてしています。


ただそれだけのことです。


透明か、白いかは、良し悪しの違いではありません。

それは、単なるデザインの1つに過ぎません。


白くて安全なものもあるし、透明で肌に悪いものもあります。


まして、タンパク変性=白濁 なんて論理で注目を集めているようでは、美容師の地位はますます低下の一途をたどってしまうのではと、記事を見て思うのでした。




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