なぜ中国人は卓球が強いのか? | しげのブログ

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世界卓球2017はわりと視聴率良かったみたいで、なんかうれしいです。

最終的には男女ともシングルスは中国が金銀を独占しましたね。日本選手はよくがんばり、でも大事なところあと1本が取れなかった。たまたまではないです。ほんの少しですが相手が上でした。

なんで中国そんなに強いの?

知らない人は疑問視するでしょう。

これ、実は理由はないんですよ。

もちろん細かい理由はあるにはありますが、他の競技で例えば野球とか、レスリングとかでなぜ日本人はそんなに強いの?て他の国々の人が感じるのと全く同じです。
毎回厳しい戦いを勝ち抜いています。

歴史上日本が卓球で世界一だったことはありました。1950年代からしばらくずっと。当時世界大会でおにぎりを食べている日本選手を見て、「あいつらは黒い炭をバクバク食べている!あれが強さの秘密だ!」と言われたそうです。

その後打倒日本を成し遂げた中国は(しばらく勝ったり負けたりではあるが)1980年代には一時期世界最強に、その後1990年代からスウェーデンを筆頭とするヨーロッパに抜かれ、また2000年代以降にまた世界一になってきた。

今のスポーツは昔より格段に情報が多く、研究しやすくなった。
天才少年現れる!とか言ってる間にもう全部の情報が世界中に流れている。

例えば野球でどこかの国にすごいピッチャーが現れたとしたら、日本代表がきっとあらゆる方々で攻略するでしょう。そうです。最終的には総合力で勝つしかない。
テレビ業界的に天才性にスポットを当てて一時期持ち上げてはまた埋もれてしまうかもしれない。

日本において卓球競技は長らく日陰を歩いてきた。365日練習してる選手に対してテレビに引っ張り出して

ハリモトくんて何がすごいの?

じゃなくてまず

卓球競技はどういう競技なの?
あの小さな台を挟んだ空間、スポーツ素人であってもラリーできるようなあの空間では何が起こっているの?

を出来る限りの多くの人に届けるよう報道すべきだと思います。
女子ダブルスの準決勝は全く策の足りないつまらない試合だったと酷評してもいいし、ミックスダブルスはオリンピック競技じゃないからメダル狙いやすいのもちゃんと報道してから。

かつて愛ちゃんがバラエティー番組で芸人さんにいじられたりしながらジワジワと卓球界が認知されてきた中で、今度は同じような扱いじゃなくてね。

どんな競技にも一流選手は個性があり優れた人間性を持つ人ばかりです。でもそれは報道の仕方あってのものですからね。

そして今は東京五輪に向かうべく、打倒中国もなんですが、ドイツ、韓国とかもめっちゃ強いんですよ。

スポーツ報道のあり方も含めて今こそがんばれ日本です!