KICK Insist5 模様1 | 新日本キックボクシング協会

新日本キックボクシング協会

国が認める唯一のキックボクシング団体

☆メインイベント ムエタイスペシャルマッチ56K契約3分5R
クワンペット・ソースワンパクデー(泰国ルンピニースタジアム認定バンタム級王者/タイ)vs ペップンソーン・ペッチンダー(CPガイトーン ガンラーントーナメントバンタム級王者・泰国プロムエタイ協会バンタム級1位/タイ)


勝者 クワンペット TKO 5R 1:44 ※レフェリーストップ


以下 鴇氏からのナイス解説

昨日はディファ有明でキックの興行があり、メインイベントはタイのルンピニーのチャンピオンとタイのトップランカー同士が最後の試合をやるという珍しい興行だった。
たいがい日本でタイ人同士試合を組むと慣れ合って、想像とは違うショボイ試合に終わる事が多い。しかし昨日の試合は選手が来日する際に飛行機もホテルも別にするほどの念の入れよう‼
 その効果があり序盤は様子を見合っていたものの、試合は中盤からチャンピオンが肘で切られたりミドルの応酬があったりと盛り上がる、4Rに入るとチャンピオンのクワンペットが右のボディストレートや膝やミドルで腹を集中攻撃するとペップンソーンは失速‼
 最終ラウンドになるとポイントで上回ったクワンペットは逃げながらも更に追撃態勢、ペップンソーンはもう反撃の力も弱い。
 ここでレフリーのノッパデーソーンは試合を止める。しかし見ているお客さんやムエタイを良く知らない関係者もなんでダウンしそうもない選手を止めたのか、止めるの早いと思う人が多かったと思う。日本の試合ではKOしそうな時やスタンディングダウン以外の事ではTKO負けにする事はない。
 しかしムエタイでは途中までは競り合っていた試合でも、途中でポイントが離れたり、力の差が開いてしまったりすると止めてしまう事もたまにある。その理由は、倒せないのにやるのは時間の無駄、可哀想等によるもので日本のキックには馴染みが薄いと言える。

※タイ語でこういう状況を「スーマイダイ」(勝ち目がない)といいます。














☆メインイベント 日泰国際戦63K契約3分3R

蘇我英樹(WKBA世界スーパーフェザー級王者/市原)vs SANGARTHIT Y'ZD(元泰国ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級6位/タイ・Y'ZD GYM)※読み:セーンアーティット ワイズディー

勝者 セーンアーティット TKO 3R 2:24









試合写真提供 Toshi Maezawa