CLUE
監督:ジョナサン・リン    
音楽:ジョン・モリス    
出演:レスリー・アン・ウォーレン、ティム・カリー、アイリーン・ブレナン、マデリーン・カーン、クリストファー・ロイド、マイケル・マッキーン、コリーン・キャンプ、マーティン・マル、リー・ヴィング
1985年 アメリカ映画

元ネタはボードゲームという、「名探偵登場」に良く似たサスペンス。
製作と原案にジョン・ランディスが絡んでます。
ストーリーは、人里離れた大豪邸に8人の男女が招待されますが、実は全員に共通点があって、
全員が探偵で、なおかつ同じ男に脅されて金を支払っているということ。
そして、正にその脅している張本人も屋敷に現れます。
そのうち豪邸の電気が突然消え、再び点灯した時にはその男が床に倒れて死んでいた。
全員に動機がある中で、果たしてこの男を殺した犯人は?・・・・・というお話。
公開当時、別々の3パターンのエンディングを用意し、劇場ごとに結末が異なるという面白い趣向が話題になったようですが、3パターン全部観るにはちょっとキツかったかもしれません。
ビデオ化にあたってその3パターンすべてが収録されました。
監督は、「隣のヒットマン」や「いとこのビニー」のジョナサン・リン。
演技陣は、70年代映画ファンには嬉しいキャスティングでした。

音楽は、ジョン・モリス。
メル・ブルックス作品でよく知られる人ですが、ここではあえて80年代の映画に
ベタな古典的サスペンススコアを提供しています。
メイン・タイトルなどは、バーナード・ハーマンかダニー・エルフマンかというような
特徴的なストリングスのサスペンス・チューン。
スコアは基本的にはフルオケなのですが、所々がシンセがリードを取るのが80年代風。
コメディ・スコアが多い人なので、随所でお遊び的なコミカルなスコアも出てきますが、
こういうのを書かせたら、さすがに上手いなあと感じます。
不穏な空気を漂わせるスコアの合間にこういうのが入っているとホッコリします。
ただ、サスペンス映画なので、やはり突然「ジャ~ン!!」という音の演出もありますので、
あまり大きな音で聴かれると、途中でビックリするかもしれません。

エンド・タイトルは実際には映画には使用されなかったようですが、メイン・タイトルにビートを効かせたとても聴きやすいバージョン。

ストリングスのリフがダニー・エルフマンの「MIB」を彷彿とさせます。

サントラは、2011年にLa-La-Landレーベルから3000枚限定でCDが発売されました。
全27曲、約51分収録です。


 

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