サウンドトラック秘宝館

最近買ったサントラ、持ってるサントラなど、スコア盤を中心に紹介するサントラレビューです。


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THE WORLD'S END
監督:エドガー・ライト
音楽:スティーヴン・プライス
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、パディ・コンシダイン、マーティン・フリーマン、エディ・マーサン、ロザムンド・パイク、トーマス・ロウ、ザカリー・ベイレス
2013年 イギリス映画



「ショーン・オブ・ザ・デッド」のエドガー・ライト×サイモン・ペッグ×ニック・フロストのトリオによるSFコメディ。
「ショーン・・・」、「俺たちスーパーポリスメン!」に続く3部作の完結編との位置づけの作品。
とはいっても、本編自体が続きものになっているわけではありません。
今回は、侵略モノSFへのオマージュとなっています。
ストーリーは、学生時代に一晩で12軒のパブをはしごしようとして果たせなかった男たちが、
いいおっさんになって再結集、今度こそはしご酒を実現させようとしますが、
町は何か様子がおかしくなっていて・・・・というお話。
おっさんが泥酔するコメディかと思って観ていると、途中からSFに変わっちゃうというへんてこな映画なので、
このトリオのことを知らない人が観ると、「なに、これ?」ととんでもない違和感を覚えて拒絶されること必至の1本。
この監督の作品の特徴で、絵がサクサク動くに加えて、まあ、各キャラがベラベラしゃべりまくるので、
訳が分からないままの状態で、息つく暇なくお話に引っ張り込まれるという感じです。
イギリス映画特有の途中から面白くなる(派手になる)タイプの作品なので、
最初は我慢して観なければならないかも知れません。
個人的には、「俺たち・・・・」の方が面白かったかも。
ただ、ラストではおっさんたちが失ったものを取り戻したり、なかなかいい終わり方をします。


音楽は、英国の俊英、スティーヴン・プライス。
「ゼロ・グラビティ」やブラッド・ピットの戦争映画「フューリー」などの話題作を手がけるなど、
将来が楽しみな人です。
打ち込みを交えたオケスコアなのですが、RC系とは明らかに雰囲気が違うのでちょっと新鮮。
もともとギタリストのようですが、オケスコアもなかなか迫力があっていい。
打ち込みが入っているせいか、サクサク刻むようなスコアになっていて面白い。
スリリングなシーンのスコアはかなりのテンション。
なかなかいいスコアなのですが、残念ながらスコアについてはダウンロードオンリー。
CDにならないかなあ。
ちなみにディスクとして売ってるのは、劇中の歌モノを集めたコンピレーション盤。
でも、本作の場合、おっさんは歌モノ盤でも評価したい。
90年代のブリット勢が満載で、おっさんが大学生の頃のUKロックがガンガン流れます。
シャーラタンズ、ストーン・ローゼズ、スープ・ドラゴンズ、ブラー、ビューティフル・サウス、パルプ、ハウスマーティンズ、ハッピー・マンデーズ等々
懐かしさで思わずニンマリしてしまいます。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が70年代のロックやポップスを流すようですが、
あっちに収録されてるロックはリアルタイムではないので、個人的には本作の方が好み。
普段歌モノ盤には手を出さないのですが、イギリス映画はこういうコンピがあるから買っちゃうんだよなあ。

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RIDDICK
監督:デヴィッド・トゥーヒー
音楽:グレアム・レヴェル
出演:ヴィン・ディーゼル、カール・アーバン、ジョルディ・モリャ、マット・ネイブル、ケイティー・サッコフ、デイヴ・バウティスタ、ボキーム・ウッドバイン
2013年 アメリカ映画


デヴィッド・トゥーヒー監督が執念の低予算で撮ったSF「ピッチブラック」の囚人キャラ、リディックを主演に据えたSFアクションの第3弾。
この監督、よっぽどこのキャラに執着があるのでしょう。
1作目はありきたりな題材ながらB級SFとしては結構面白かったのですが、まさか3作まで続くとは思ってませんでした。
ただ、残念だったのは「邦題」。
ギャラクシー・バトル・・・・これじゃあスター・ウォーズみたいなスペース・バトルを想像するじゃんか。
実際は原点回帰な内容で、スタイルは至ってシンプル。
辺境の惑星に取り残されたリディックが奇怪な宇宙生物やバウンティハンターを相手にサバイバルを繰り広げるという単純で小粒な内容。
スペースシップでドンパチするようなシーンは皆無です。
この邦題さえ無かったら、シンプルなストーリーをもっと楽しめたと思うのですが、
前作のラストが一つの惑星の王座に就いたところで終わっていたので、余計騙されました。
ストーリーは、王座についたリディックが重臣の裏切りによって、辺境の惑星に取り残されます。そこは危険な宇宙生物がはびこる荒廃した無人の星で、リディックはその星に唯一存在する無人の避難小屋のようなところから救助を求める緊急発信をします。
これをキャッチした賞金稼ぎたちが惑星にやってきて、リディックの命を狙う・・・・みたいなお話。
重臣役でカール・アーバンが出てきますが、冒頭だけです。
続編を作れるような終わり方をしていますが、次回はスペースバトルを期待してます。


音楽は、シリーズを通じてグレアム・レヴェルが担当。
前作のモチーフも生きていて、やはり同じ作曲家が手掛けたシリーズのスコアは安定感があります。逆に言えばマンネリの危険性もはらんでいますが、そんなに気になりません。
新たに雄大なモチーフもあったりして、なかなかいい。
本編同様、独特の世界観のあるダークでクールなスコアとなっています。
しかし、本作はサントラがどうやら出ていない感じ。
案外、ダウンロード販売されてたりするかも知れませんが、
いちいちリサーチする暇も無いので、
本作のサントラ情報お持ちの方は教えてください(^_^;)
てことは、まともにオフィシャルでリリースされたのは2作目「リディック」だけか。
「ピッチ・ブラック」もプロモ盤だったし。
う~ん、グレアム・レヴェル SPKの頃からファンだっただけに、この作品もメディア化して欲しいなあ。
おっさんは、どうしてもサントラを基本に映画を記憶していく習性があるので、
せっかくいい作品を観ても、サントラが出ていないとすぐに忘れてしまう傾向にあるのです。
サントラが無いのは痛いなあ。


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LONE SURVIVOR
監督:ピーター・バーグ
音楽:エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ、スティーヴ・ジャブロンスキー、
出演:マーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、エミール・ハーシュ、ベン・フォスター、 エリック・バナ、アリ・スリマン、アレクサンダー・ルドウィグ、ジェリー・フェレーラ
2013年 アメリカ映画


アフガニスタンにおけるシールズの作戦でただ一人生き残った兵士の体験記が元になった実話の映画化。
監督は、現代ミリタリー風味の作品を撮らせるとなかなか上手いピーター・バーグ。
ワル乗り全開の「バトルシップ」から一転、今回はシリアスな作品となっています。
ストーリーは、アフガンの山岳地帯を舞台に4人の米海軍特殊部隊員がタリバン幹部の殺害という極秘任務を決行します。
現地は山岳地帯という足場の悪さに加えて、無線の通話状態は最悪、
さらに悪いことに4人は現地の山羊飼いの老人と孫らしき少年2人と遭遇、とりあえず拘束しますが、このまま解放すればタリバンに通報されるし、かといって兵士でもない無抵抗の村人を殺すのもどうか、ということで苦渋の選択を迫られます。
結局、リーダーが下した判断が裏目に出て、4人はタリバンに追われることになる・・・・というお話。
衝撃の実話ということですが、後半出来すぎなところはあるものの、
臨場感溢れる見応えのある作品に仕上がっています。
アメリカ=正義の味方、タリバン=悪いという、
昔でいう騎兵隊とインディアンの構図のようになっていて、
簡単に言うと米軍賛美の内容になっているので、アレルギーを感じる人もいるかもしれませんが、シャープな映像と音響で極限状態の戦場を疑似体験した後のエンド・タイトルで、
本人たちの写真が出てくるとやはり胸が熱くなります。
劇中、シールズ隊員を助けるため、戦闘ヘリ「アパッチ」の支援がないのに輸送ヘリだけで
自殺行為ともいえる無謀な救出に向かう上官や仲間たちの姿にもグッとこみ上げるものがあります。

音楽は、ポストロック・バンド、エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイとスティーヴ・ジャブロンスキー。
エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイが絡んでいることを最初全然知らずにスコアを視聴したところ、なんかスティーヴ・ジャブロンスキーもインスト・ギターロック調のスコアを書いちゃったりして、なかなか器用だなあと思ったのですが、違ってました。
オープニング・トラックなんて、ほとんどモグワイだなあと思ったりして。
このバンドがスコアを担当していると後で知って、即このサントラ購入しました。
ジャブロンスキーのスコアって、サントラのうち4曲だけで、あとはこのバンドの曲でした。
ポストロックといえば、昔、トータスとかシー・アンド・ケイクとかモグワイとかかなり流行った時期があって、しばらくおっさんもハマってましたが、
このエクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイは、ライブ・パフォーマンスに定評があるみたいで、是非生で観てみたいと思ってます。
激しい本編とは対照的な抒情溢れるゆったりと流れるようなスコア。
このバンド、もともと抒情派インスト・ロックなので、サントラを彼らのアルバムの延長線上で聴くこともアリかなと思います。
まあ、ポストロック自体が架空のサントラをイメージしたような曲多いもんなあ。


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※今日は過去記事に2回目の追加です。





THE LONGEST DAY
監督: ケン・アナキン、ベルンハルト・ヴィッキ、アンドリュー・マートン
音楽: モーリス・ジャール
出演: ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、ジャン=ルイ・バロー、ロバート・ライアン、リチャード・バートン、ロバート・ミッチャム、ショーン・コネリー、ロッド・スタイガー、ロバート・ワグナー
ジェフリー・ハンター、リチャード・ベイマー、ポール・アンカ、メル・ファーラー、フェビアン、スチュアート・ホイットマン、スティーヴ・フォレスト、トム・トライオン、サル・ミネオ、ロディ・マクドウォール
レッド・バトンズ、エディ・アルバート、エドモンド・オブライエン、ケネス・モア、クルト・ユルゲンス、ゲルト・フレーベ、ブールヴィル、クリスチャン・マルカン、イリナ・デミック、マドレーヌ・ルノー
1962年 アメリカ映画


「プライベート・ライアン」の冒頭でも描かれた、第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦(オーバーロード作戦)を48大スターの共演で描いた一大戦争スペクタクル。
米(アンドリュー・マートン)英(ケン・アナキン)独(ベルンハルト・ヴィッキ)3人の監督にそれぞれメガホンを取らせて、本編中、英語、ドイツ語、フランス語が飛び交う国際色豊かな作品でした。
48人もスターが出ているのに、ちゃんとそれぞれ見せ場が用意されているところがスゴイ。
一番印象に残るのはやはり上陸作戦の指揮官ロバート・ミッチャムと空挺師団の指揮官ジョン・ウェインかなあ。
「遠すぎた橋」のコーネリアス・ライアンの原作をもとに、史実に出来るだけ忠実に作られた作品で、上陸作戦の撮影も実際にノルマンディー海岸で敢行されたそうです。
ダリル・F・ザナックが約40億円の巨費を投じて製作された映画で、上映時間3時間というスケールの大きさに圧倒されます。
長尺の映画なのに、何度観ても最後まで飽きさせません。
CGの無い時代にこれだけの映像を撮るとなると大道具、エキストラ等々大変だったと思います。
上陸作戦を上空から西から東へ一気に駆け抜けるように撮影したシーンは圧巻です。
時代考証も結構しっかしていて、兵器、車両ともあんまりヘンなものは出来てません。
ただ難点をあげるなら、実際は上陸作戦の時に海岸上空に大量に上げられていた阻塞気球が1個も登場しないこと。
あと、上陸部隊を急襲するドイツ軍機に描かれたドイツ軍マークの鉤十字の向きが反対で、「ハーケンクロイツ」じゃなくて「卍(まんじ)」になっていたこと(^^;)
全編を白黒映像で統一したのは、決して予算オーバーしたとか、カラーが普及していなかったということではなく、戦争当時の記録映画のような雰囲気を出したかったからだとか。
なお、後にコンピューター技術を駆使して白黒に色を付けたカラーライズ版なるバージョンが登場しました。
これを初めて観た時は、まるで別の映画をみているような錯覚を覚えました。
当たり前のことですが、海岸の空が明るく着色されているので、モヤ~っとしていた白黒映像の時に比べてグッとシャープな印象になっています。
オリジナルの重厚な風格は白黒ならではのものですが、カラーライズ版も案外新鮮な驚きがあります。


音楽は、フランスのモーリス・ジャールが担当。
本作は主題曲となるあの有名な「マーチ」を、自らも出演したポール・アンカが作曲したことで知られています。
なんでも、撮影中に彼が鼻歌のように思いついたメロディが元ネタだとか。
さすがにシンガーが思いついた曲だけあって、勇壮な中にも躍動感があって親しみやすい明るいマーチです。
この曲は本編ではエンディングの直前に数分間流れるだけですが、再録音されたオケによるマーチを始め、
ミッチ・ミラー合唱団やポール・アンカ等、シングル・カットしたものが売り出され、大ヒットしました。
このような名曲ですが、オリジナル音源のスコアとしては、今までまともに発売されたことが無いのが不思議な作品です。
正真正銘のサントラ盤としては、フランスのバークレー・レーベルから出たシングル盤のみ。
メイン・タイトルや、BBC放送で流れるティンパニの曲を始め全7曲収録されていますが、
全部で10分にも満たないこぢんまりとした内容です。
日本ではマーチが他の映画のサントラとのカップリングという形でシングル盤として発売されました。
この時の音が「疑似ステレオ」とかいって、モノラルを強引にステレオっぽく聴かせる不自然な細工が施されていました。
まるで、ステレオのピンプラグが半分抜けかけた状態の時の音みたいでした。

   これ
    ↓


一応LPも発売されましたが、なんとスコア盤ではなく、劇中のセリフやナレーションを集めたダイアローグ盤でした。
ということで、スコア盤LPはこれまで発売されたことがありません。
まあ、LPに収めるほど本編に音楽が入っていないような気もしますが・・・・。
   これ
    ↓



でも、オープニングで流れるドラムだけのめちゃめちゃシンプルなマーチや、
ベートーベンの「運命」の冒頭部分をティンパニだけで表現した「ダダダ ダン」の繰り返しの曲なんか大好きなんだけどなあ。
なお、「史上最大の作戦マーチ」は日本人によるカバー・バージョンが存在するということは案外知らない人が多いようです。
歌っているのは、克美しげる。
その昔、白黒テレビアニメ「エイトマン」の主題歌を歌った人です。
ポール・アンカのバージョンに日本語の歌詞を付けた曲で、「いつも 戦いは つらい ものだぜ~♪」みたいな歌詞が付いているようです。
是非一度聴いてみたいものです(^^;)
     これ
      ↓









・・・と、ここまでが過去記事。
実は、iTunes Storeを何となくいじっていたら、
なんと、フランス盤シングル全7曲にポール・アンカのボーカル・バージョンを追加した8曲入りのダウンロード版を発見。
こんなものが出てたなんて・・・・。
どうやらアナログ起こしのようで、スクラッチノイズが入ってるのが少し残念ですが、
シングル盤レコードが入手困難な中、これはなかなかの拾い物です。
例のマーチも、オリジナル・バージョンは再録音盤に比べて軽やかなイメージです。
i-Tunesの日本サイトで購入できます。
「The Longest Day」で検索するとヒットします。



おっと、Amazonでもダウンロードできるみたいです。

The Longest Day:Original Soundtrack/Mach60 Music

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あれれ?
さらに、Amazonでは、ダイアローグ盤もダウンロードできるみたいです。


The Longest Day (Original 1962 Motion Picture S.../Master Classics Records

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・・・・ここまでが1回目の追加記事。

ダウンロード版に加えて、MilanレーベルからCDが発売されました。
ちょっと変則的な内容で、本作からは10曲が収録され、残り10曲は他の映画からのボーナストラックです。
本作からのトラックは、フランス盤シングル8曲に"Yankee Doodle - The Girl I Left Behind Me (Marche)"と"Dixie"を追加した内容。
一部音源が残っていなかったのでしょうか、前半の曲はかなりスクラッチノイズが気になるアナログ落としが丸わかりの音質。
僕は正直なところジャケが欲しかったので、盤としてはある程度覚悟はしていましたが、
購入される場合はそのあたりを割り切ってご購入されることをお勧めします。
さらに、後半のボーナストラックも???な内容。
「地獄の決死隊」、「パリは燃えているか」、「鉄路の戦い」などはいいとしても、「禁じられた遊び」とか入っています。
パチモンの観すぎで名画にアレルギーのあるおっさんとしては、「禁じられた遊び」はなあ。
ちょっと残念。
まあ、あれこれ文句をつけましたが、実際にCDとして手に取ってみると、
何とも感慨深いものがあります。





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今回発売されたCD
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Bo Le Jour Le Plus Long & Des Films De La Seconde/Bo Le Jour Le Plus Long & Des Films De La Seconde

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なんと、初の連続テレビ小説のサントラ紹介か!?
と思われた方、残念でした。
紹介する理由は・・・・、
今朝、職場で第1回が放送された時、いきなりBGMのイントロに反応してしまったのです。
まともに観ていないので、どこのどんなシーンだったかも覚えていませんが、
なんとバグパイプの名曲「スコットランド・ザ・ブレイヴ」が流れたのです。
僕は思わず「わ、コマンド戦略だ!!」と叫びそうになって、グッと言葉を飲み込みました。
そんなこと言っても、どうせ職場のみんなからは白い目で見られ、
このおっさん またわけの分からんこと言ってると思われるのがオチなのでやめました
ぐっすん(T ^ T)
連続テレビ小説初の外国人ヒロインということで、
シャーロット・ケイト・フォックスさんというアメリカで舞台中心に活動してる女優さんが主演していますが、
僕の興味はもっぱら、オープニングのBGMなのでした((笑)



ということで、「スコットランド・ザ・ブレイヴ」が効果的に使われた
映画「コマンド戦略」の過去記事をアップしておきます。



brigade






THE DEVIL'S BRIGADE
監督: アンドリュー・V・マクラグレン
音楽: アレックス・ノース
出演: ウィリアム・ホールデン、クリフ・ロバートソン、ヴィンセント・エドワーズ、マイケル・レニー、ダナ・アンドリュース、キャロル・オコナー、クロード・エイキンス
1967年 アメリカ映画




第二次世界大戦中、「悪魔旅団」と呼ばれた実在のコマンド部隊の活躍を描く戦争映画。
以前にもレビューを書いていますが、今回正真正銘のサントラが陽の目を見たので再度紹介します。
犯罪者や荒くれ者で構成されたアメリカ軍のならず者部隊とカナダ軍のエリート部隊との混成部隊の活躍を描いています。
部隊の結成からイタリア戦線でのドイツ軍山岳基地の攻略までが時にユーモアを交えながら描かれます。
ならず者部隊を訓練して精強な部隊に成長させていく様は、「特攻大作戦」等でも見られる戦争アクション映画の定石といえるでしょう。
まあ、ワンパターンと言えばそれまでですが(^_^;)
結構このくだりがまどろっこしいかったりするので、この手の戦争ものは前半がダレてしまう傾向があります。



音楽は、巨匠アレックス・ノース。
サントラ盤は、かつてルロイ・ホルムズ楽団の演奏によるスコア盤(再録音盤)がLPで存在していました。
しかしLPに収録された楽曲の半分は劇伴ではなく、劇中に酒場等で流れたソース・ミュージック系の曲が多く、
聴いていると戦争映画のサントラというより、ムーディーなイージーリスニング・ジャズ・アルバムを聴いているような錯覚を覚えました。
なんでこんなLPを出したのだろうと思っていたら、今回奇跡的にリリースされたオリジナル音源の完全盤サントラを聴いてよく分かりました。
オリジナルはミリタリー調のスコアがあるかと思えば、アルバム単独で聴くには結構キツいアンダースコアもたくさん入っていて、
公開当時、これをサントラとしてそのまま発売するにはセールス的に心配があったのではないでしょうか。
今回発売されたCDは、今月米INTRADAレーベルから限定2000枚で発売されたもので、音質も良くオルタネート・バージョンを含む全24曲入りの完全盤です。
有名なバグパイプによるマーチ「スコットランド・ザ・ブレイヴ」も、しっかり入っています。
メイン・タイトルを聴いてわかったのは、ルロイ・ホルムズ楽団の演奏がほぼオリジナルに忠実だったということ。
なお、メイン・タイトルのオルタネート・バージョンが結構カッコ良いです。
限定盤なので、戦争映画ファンは見つけたら即買いです。



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