サウンドトラック秘宝館

最近買ったサントラ、持ってるサントラなど、スコア盤を中心に紹介するサントラレビューです。


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・・・・今夜は平日ですが、急きょ過去記事をアップデートします。


THE CAR
監督: エリオット・シルヴァースタイン
音楽: レナード・ローゼンマン
出演: ジェームズ・ブローリン、キャスリーン・ロイド、ジョン・マーリー、R・G・アームストロング、ロニー・コックス、ジョン・ルビンスタイン
1977年 アメリカ映画


「馬と呼ばれた男」の監督エリオット・シルヴァースタインが撮った「車モノ」オカルト・ホラー。
B級魂が炸裂する、まるでジョーズの車版のような身も蓋もない作品ですが、
僕はお気に入りの1本。
子供の頃、お茶の間ロードショー(水曜ロードショーだったかなあ)で見て以来のファンです。
当時は、これでもかなり怖かった記憶があります。
リンカーン・マークⅢ(だったかな?)を改造した黒塗りの車のフロントマスクが、まるで人の顔に見えるのがかなりブキミ。
ストーリーは、アメリカの片田舎の町に突如として現れた黒い車が片っ端から住民を轢き殺していきます。
捜査を始めた保安官は、その車には人が乗っていないことに気づきます。
いきなりクラクションを鳴らしながら襲ってくる無人の車の正体は?・・・・というようなお話です。
この殺人カーはいったい何だったのか、最後まで真相は明らかにされません。
そこが、余計にブキミです。
この車、家に突っ込んで部屋ごと女性を轢き殺したり、横転しながら2台並んだパトカーをぶっ潰したり、
アクロバティックな荒技も披露します。
劇場公開時には、かなりコケたようですが、
余計な説明を一切しない潔い演出がかえってスタイリッシュで素敵です。



音楽はレナード・ローゼンマン。
基本的にホラー系の作品なので、不協和音や神経を逆撫でするような音が多いようです。
さらに、「シャイニング」や「ならず者部隊」、「地獄の戦場コマンドス」等でも使われた
グレゴリオ聖歌の「怒りの日」(ベルリオーズの「幻想交響曲」にも出てくる)をモチーフにあしらっています。
劇伴は、「コンバット」や「続・猿の惑星」の雰囲気を感じさせてなんだかいい感じ。
ほんと、コンバットの劇伴そっくりな展開があったりするので、
つい嬉しくなります。
この人らしい骨太のアンダースコアで、音楽だけ抽出しても聞き応えがありそうです。
現代音楽のような風合いを感じさせるスコアは相変わらずで、
明確なメロは無いくせに、かなり濃厚な味わいのあるスコアです。
サントラは何故か出ていませんが、
そろそろCD化されてもおかしくない作品だと思います。
明確なテーマ曲らしいものはなく泥臭くて武骨なスコアですが
悪くないと思います。
これ、僕ならCDになれば絶対買うんだけどなあ(^_^;)



・・・・と4年前に記事を書いてたのですが、
遂に米IntradaレーベルからサントラCDが発売されます。
これは買わねば!
同時発売で、ビリー・ゴールデンバーグの「激突」も出ますが、
こっちはスコアの印象があまり無いので見送りかな。
このレーベル、最近は限定○○○○枚というしばりがないのでちょっと安心。
売れなくなってきたら廃盤にするようですが、事前にちゃんと販売期限をアナウンスするのでこれまた安心。






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今日は過去記事に追加します。


DEFIANCE
監督: ジョン・フリン
音楽: ドミニク・フロンティア
出演: ジャン=マイケル・ヴィンセント、テレサ・サルダナ、アート・カーニー、ジョセフ・キャンパネラ、ダニー・アイエロ
1979年 アメリカ映画


身も蓋もない邦題と金太郎飴的なストーリー展開のために人々の記憶からさっさと消え去ってしまったバイオレンス・アクション。
だいたい「摩天楼ブルース」って、東京JAPの曲とタイトルが同じってのがいただけない。

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監督は「ローリング・サンダー」のジョン・フリンだし、主演はジャン=マイケル・ヴィンセントだし、
製作なんて、今や売れっ子のジェリー・ブラッカイマーだぞ。
でも、ビデオはベストロンから出て、さっさと廃版になっちゃうし、DVDにもなってない不遇な作品。
でも、個人的には結構好きなんだけどなあ。
まあ、確かにストーリーは、流れ者の船乗りが、ふらりと立ち寄った街で、街を荒らすチンピラどもをやっつけるって、ただそれだけのお話。
なんだか「メカニック」の師匠、ブロンソンのアクション作品と同じニオイを感じるなあ。
ストレートそのものの展開に、ストレートなファイト・シーン。
ほんと、アメリカの普通の若者が画面上で殴り合うという感じ。
西部劇の殴り合いみたいで、スマートさは全くありません。
でも、そこがまた憎めないんだなあ。


音楽は、B級映画になると俄然元気が出るドミニク・フロンティア。
僕もkazzpさんのおかげで、遅ればせながらミクシィ・デビューを果たして、
kazzpさん主催の「ドミニク・フロンティア」のコミュニティに参加させてもらうことが出来ました。
で、あんまりうれしくて、この間から、ドミニク・フロンティアばかり紹介しています。
ただ、サントラになっていないものが続いているので・・・・・。
実はこの作品もサントラが出ていません。
テーマ曲もジェラルド・マクマホンの主題歌が幅を利かせていて、
ドミニク・フロンティアのスコアはほんとアンダー・スコアに徹しているって感じ。
でも、やっぱりB級作品になると、ちょっとレアグルーヴ、ビッグ・バンド風なジャズっぽいスコアが出てきて
なんとなくうれしい。
主題歌を自作自演しているのは、前述のジェラルド・マクマホン。
ちょいハードなAORといった感じでカッコいい。
これ、いい曲なんだよなあ。
ローズの音もカッコいいし、「デデッ、デデッ」とベースとシンクロするピアノの低音。
当時のAORの王道という感じです。
エンドタイトル・ソングはバラードで、これまたさらにカッコいい。
どちらの曲も、未だにメディア化されていません。
ジェラルド・マクマホンって、メイン・アルバムはソロ名義では2枚くらしか出していないようです。
サントラには結構縁があって、「ロスト・ボーイズ」や「初体験リッジモンド・ハイ」、「ロンリー・ガイ」なんかにも曲がクレジットされてます。
このように音源的には充実しているので、是非どっかからCDが出て欲しいものです。




・・・と、ここまでが過去記事。
知らない間に、DVDが出てた。
さらに嬉しいことに劇中挿入されたGerard McMahonの歌7曲のうち5曲がi-Tunesでダウンロードできるようになってました。
もちろん、オープニングのBad TimesとエンディングのLet The Light Shine In The Morningはしっかり入ってます。
昔、NHK-FMの番組で流れたフィルム音源のエンディングを、カセットで録って何度も聴いたっけ。
確か、日曜のお昼前にカントリー流す番組があって、そこで流れてたんだよなあ。
映画からそのまま録ってたから、セリフが入ってた。
これが、ステレオで聴けるなんて、思ってもみませんでした。
あとは、ドミニク・フロンティアのスコアだけだなあ。
これ、どっかのレーベルから出ないかなあ。






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GREEN LANTERN
監督:マーティン・キャンベル
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ライアン・レイノルズ、ブレイク・ライヴリー、マーク・ストロング、ピーター・サースガード、ジェイ・O・サンダース、テムエラ・モリソン、タイカ・ワイティティ、アンジェラ・バセット、ティム・ロビンス
2011年 アメリカ映画

最近は、マーヴェルものの映画が主流ですが、これはDCコミックのヒーローもの。
コミックが原作なので、たわいもないお話です。
中途半端にマンガチックなので、観ていて戸惑うこと必至の作品。
ストーリーは、銀河の平和を守る正義の集団(言い換えれば善玉宇宙人の集まり)「グリーン・ランタン」。
その一員に選ばれた地球人の男性が宇宙の危機に立ち向かい、強敵をやっつける・・・・というその程度のお話。
グリーン・ランタンの最大の武器が、パワーリング。
惑星間ワープが出来たり、思考したものがそのまま出現して武器になったり、とてもご都合の良いリングになっています。
まあ、マンガなのでそんなに本気で観なければ本編に関しては気にならないのですが、
それでも気になったのは、マーク・ストロングとティム・ロビンスの扱い。
ティム・ロビンスはもったいない使い方をされ、マーク・ストロングに至っては、全身緑色の上に頭に海苔のようなものがベッタリ貼り付いています。
もともとナイスな形にハゲ上がったストロングの頭(一応褒めてる)に、あの海苔のようなものは無いだろ。頭髪のつもりだろうか。あんまりだ。
パチモンのおかげでカスな映画には耐性のあるおっさんですが、この映画はちょっと微妙だったなあ。
一応、続編を予感させるエンディングでしたが、ほんとに続編できるんだろうか・・・心配になります。


音楽は、ジェームズ・ニュートン・ハワード。
残念な本編に比べて、スコアの方はそこそこ頑張っています。
もともとマンガなので、そこそこヒロイックなスコアになっていていい感じ。
リズム・パターンが、どことなく「エア・フォース・ワン」に似てるところはご愛嬌。
モチーフもしっかりあって、ヒーローものに必要な要素は押さえているように思います。
おっさんも一応「燃える」スコアです。
オケと打ち込みを組み合わせた今風のスコアですが、
RC系とはちょっと風合いが違うところがミソ。
エンド・タイトルには、ギターをフィーチャーしたインスト・ロックが流れ、これまたカッコいい。
本編はかなり残念ですが、スコアの方は意外な拾い物でした。
サントラは、約50分収録のスコア盤が発売されています。
欧州盤はアメリカ盤より2曲(実質は1曲)少ないので、要注意。

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DELIVER US FROM EVIL
監督:スコット・デリクソン
音楽:クリストファー・ヤング
出演:エリック・バナ、エドガー・ラミレス、オリヴィア・マン、ショーン・ハリス、ジョエル・マクヘイル、クリス・コイ、ドリアン・ミシック、マイク・ヒューストン
2014年 アメリカ映画



ニューヨーク市警の警察官が書いた手記「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」が原作のサスペンス・ホラー。
実録ものという触れ込みで、どこまでホントの話か分かりませんが、
ショッキングな内容を淡々とした不気味なトーンで描いていきます。
悪魔祓いのクライマックスシーンでは、「エクソシスト」ばりに派手になりますが・・・・。
劇場公開時は、なんと18禁になっていました。
監督は、スコット・デリクソン。この人はSF「地球が静止する日」も撮ってますが、
ホラーの方が断然上手い。
「フッテージ」や「エミリー・ローズ」といったオカルトものが似合ってる。
本作は、「エクソシスト」と「セブン」を足して2で割ったような感じの作品です。
ストーリーは、霊感のあるニューヨーク市警の刑事が、一見何の関連も無さそうなDV事件や児童虐待事件を扱いますが、それらの加害者は共通して何かに憑依されたような異常な行動を取り、さらにこれらの加害者にはある共通した人物が背後にいることが判明します。
そこへ一人の神父が現れ、それらの事件にはすべて悪霊が関係していると言う・・・・というお話。
夜間や雨のシーンが多く、全体的にダークで重苦しい雰囲気の作品なのですが、
ジェリー・ブラッカイマーが製作してると知ってビックリ。
静寂の中で、いきなり「ド~ン!!」と驚かすお化け屋敷的なシーンが多いはこのおっさんのせいかも。
じわじわと背筋に来るようなホラーになっていれば、もっと良かったと思います。
ドアーズの歌がキーワードになってます。


音楽は、クリストファー・ヤング。
「フッテージ」に続いて、不協和音やノイズを中心としたインダストリアルなホラー・スコアを提供しています。
この人のホラースコアといえば「ヘルレイザー」が有名ですが、あちらのようなゴシック・ホラー調のスコアとは対極をなすスコアです。
無機質で不気味なスコアが中心で、聴いていて決して楽しい内容ではありませんが、
恐怖映像を引き立てる音響系の音が効果を上げています。
一応、テーマのモチーフはありますが、決して楽しい曲ではなく、むしろ気が滅入るかもしれません(^_^;)
神経質でかきむしるようなストリングスが入ってたり、テープの逆回しのような音が入っていたり、
なかなか一筋縄ではいきません。
ダークで実験的なスコアですが、なかなかの力作です。
でも残念ながらサントラはi-tunesのダウンロードのみ。
まあスコア単独ではなかなか楽しめない音なので、ダウンロードも止む無しか。

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ROBBERY
監督:ピーター・イエーツ
音楽:ジョニー・キーティング
出演:スタンリー・ベイカー、ジョアンナ・ペティット、ジェームズ・ブース、バリー・フォスター、フランク・フィンレイ、ウィリアム・マーロー
1967年 イギリス映画


ピーター・イエーツ監督が「ブリット」でブレイクする前年に撮った実話を元にしたクライム・サスペンス。
1963年に実際にロンドンで発生した列車強盗事件を描いています。
ストーリーは、宝石商から奪った軍資金を使って、現金30億円を積んだ夜行列車を襲う計画を立てた男が、
総勢15人の仲間と共に現金強奪を実行に移しますが、たった1人のミスから計画が大きく崩れ始める・・・・というお話。
さすが「ブリット」で映画史上に残るカーチェイス・シーンを手掛けた監督だけあって、
本作でもオープニングに手に汗握るカーチェイス・シーンを持ってきています。
全体的にキレキレのドキュメンタリー調の映像なので、つい引き込まれて一気に鑑賞してしまいます。
余計な演出の無いストレートな映像表現が、このキレを生んでるんだろうなあ。
主演のスタンリー・ベイカーは、本作で製作も務めるという力の入れ具合です。




音楽は、ジョニー・キーティング。
ジャズをベースにしたスコアはすこぶるカッコ良く、
イエーツ監督の次作「ブリット」につながるジャズ・スコアの流れがここにあるんだなあと勝手に思ったり。
主題歌は、後半ひたすら”Born To Lose”というフレーズを繰り返す、007風のゴージャスな曲。
パンチの利いた姐御な歌い方が素敵なシンガーは、ジャッキー・リー。
スリリングな変拍子のジャズ・スコアもお気に入り。
長尺なサスペンス・スコアから主題歌のリプライズに突入するエンド・タイトルは、歌の入り方が絶妙。
ラロ・シフリンにちょっぴり似た雰囲気もある重厚なビッグ・バンド・ジャズを聴かせます。
増曲なしの30分弱のサントラですが、内容的には大満足です。
この人、ビッグバンド系のトロンボーン奏者で、サントラの仕事は本作と「ホテル」「国際殺人局K」の3作のみ。
しかも「国際殺人局K」はサントラ出てない。
「国際殺人局K」って観たことないけど、スコアはジャズ系なんだろうなあ。
サントラ出して欲しいなあ。



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