TALES FROM THE DARKSIDE: THE MOVIE
監督:ジョン・ハリソン
音楽:ジョン・ハリソン、チャス・ジャンケル、ジム・マンジー、パット・レーガン、ドナルド・ルービンスタイン
出演:デボラ・ハリー、クリスチャン・スレイター、マシュー・ローレンス、ロバート・セジウィック、ジュリアン・ムーア、デヴィッド・ヨハンセン、ウィリアム・ヒッキー、ジェームズ・レマー、レイ・ドーン・チョン、ロバート・クライン、スティーヴ・ブシェミ
1990年 アメリカ映画

ジョージ・A・ロメロ監督が製作したホラーTVシリーズの劇場版。
出演陣を観ると、なんと豪華なこと。
その後活躍することになる役者たちの若き日を見ることが出来ます。
3話からなるオムニバスを、冒頭とエンディングにデボラ・ハリーと男の子のエピソードではさんだ形になっています。
デボラ・ハリーが男の子をつかまえてオーブンで焼いて食べようとすると(この設定凄すぎ(笑))男の子は食べられまいと、「テールズ・フロム・ザ・ダークサイド」という本を読んで時間稼ぎをします。その本の中身が3話のオムニバスとなっているという仕掛け。
「クリープショー」や「死霊のえじき」でスコアを担当したジョン・ハリソンがここでは監督をしています。
オムニバスは、「クリープショー」に似た雰囲気。
第1話がミイラの恐怖を描いた「運命249」。第2話が殺人猫の恐怖を描いた「地獄から来た猫」。第3話が怪物に魂を売った画家を描いた「恋人たちの誓い」。
脚本もロメロが手掛けていたり、スティーヴン・キングが手掛けていたり、まあ豪華なこと。
さらに、特殊メイクもKNBエフェクツが担当している上に、ディック・スミスがコンサルタントとしてクレジットされています。
とても贅沢なホラーです。
ストーリーもしっかりしているし、B級ホラーとしてはかなり楽しめる内容です(だったと思う)。


音楽は、いろんな人が手がけていて、ジョン・ハリソン、チャス・ジャンケル、ジム・マンジー、パット・レーガン、ドナルド・ルービンスタインがクレジットされています。
エピソード毎にコンポーザーが違うようです。
テーマ曲は、いかにもTVのホラーシリーズを思わせる定番のホラー系スコアに、ポルターガイストあたりにちょっぴり雰囲気の似ている優しいメロのスコアを組み合わせた曲。
劇伴奏は、いろんな人が手掛けているのですが、なんか不思議な統一感が図られています。
そうはいうものの明確なメロを持った劇伴ではないので、あくまで雰囲気先行です。
1曲10分を超える組曲が3曲入ってます。
どれも、劇中のエピソードをタイトルに持ってきた曲。
この時代を象徴するギラギラシンセと打ち込みもノスタルジックです。
オムニバスの3話目のタイトルを持ってきた「Lover's Vow」はジョン・ハリソンがスコアを手掛けていますが、「死霊のえじき」に雰囲気が近いかも。
スコアの中に1曲歌モノが交じっていて、”THE WAY OF ALL FLESH”と題されたジム・マンジーによる演奏が入っています。
サントラは、米GNPレーベルからCDが発売されていましたが、今も入手できるのかなあ。

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