Dramma Della Gelosia
監督:エットレ・スコーラ
音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、モニカ・ヴィッティ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、マヌエル・ザルゾ
1970年 イタリア映画

妻子ある中年男性が若い娘に恋をして、他の男と娘を巡って恋の火花を散らすという三角関係モノのコメディ。
コメディといっても、シニカルな側面が強いので、ラストはシャレにならなかったり、
ゲラゲラ笑えるタイプの作品ではないようです。
(実は、本編、観たことないのです。)
おっさんが若い娘に振り回されるみたいな感じの作品だと思うのですが、若い娘をモニカ・ヴィッティが演じています。
とはいえ、モニカ・ヴィッティって、僕が観るようなタイプの作品にはほとんど出ていないので、ほとんど印象がありません。
「情事」とか、「花開く貞操帯」(なんて邦題だ!)とか、観ないもんなあ。
あ、「赤い砂漠」はBSで観たことがあるか。
でもなんだか訳のわからん映画だったなあ。
監督のエットレ・スコーラは、本作のようなイタリア喜劇に社会風刺を織り交ぜたりすることで知られています。
ちなみにこの人、マカロニ・コンバット「空爆大作戦」の脚本を書いています。
(そんなこと、どうでもいいか。)


音楽は、イタリアの巨匠アルマンドー・トロヴァヨーリ。
エットレ・スコーラ監督とはよくコンビを組むようで、「あんなに愛しあったのに」、「パッション・ダモーレ」、「マカロニ」、「ラ・ファミリア」などを手掛けています。
本作は、これまで国内で3回もCD化されている人気盤。
そのうちArgusレーベルから発売された盤は、6曲の未発表トラックを含む17曲入りで最も収録時間が長いようです。
とはいうものの、King、SLCから出た盤も、LPに加えて5曲の未発表曲が収録されており、
Argus盤は6曲追加収録といいながら、実質SLC盤に1曲追加されただけだったりして。
僕はSLC盤しかもっていないので真相は分かりませんが・・・。
何度もCD化されるだけあって、内容はなかなかのもの。
全編、とても聴きやすいイージーリスニングな音になっています。
テーマ曲は、なんとなくモリコーネの「夕陽のギャングたち」を思わせる導入から、
マンシーニ風な軽快なリズムとコーラスが入り、約4分間、魅惑のイタリアン・サウンドをたっぷり聴かせます。
それに70年代ということもあってか、レアグルーヴな要素も入っていて、
60年代のトロヴァヨーリとはまた違ったグルーヴィーな一面を垣間見ることができます。
テーマをサンバのリズムに乗せてみたり、サイケなロックにアレンジしてみたり、
いろいろなヴァリエーションがあります。
イタリアン・サントラのオシャレな要素を凝縮したような盤で、
イ・カントリ・モデルニもしっかり参加しています。



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