THERE BE DRAGONS
監督:ローランド・ジョフィ
音楽:ロバート・フォーク
出演: チャーリー・コックス、ウェス・ベントリー、ダグレイ・スコット、オルガ・キュリレンコ、ジェラルディン・チャップリン、ジョルディ・モリャ、ロドリゴ・サントロ、デレク・ジャコビ、ゴルシフテ・ファラハニ、ウナクス・ウガルデ、アナ・トレント
2011年 アメリカ/アルゼンチン/スペイン映画

今日は、パチモン・・・・・ではありません。
本邦劇場未公開に終わったために、恐ろしく悲惨なDVDパッケージとまるでパチモン・マカロニ映画のようなビデオ・タイトルをつけられ、大損をしている不遇な1本。
監督はローランド・ジョフィだし、キャストもそこそこ豪華なのに、なんでこんなことしたのかなあ。
「フロントミッション 革命の反逆者たち」って、あんた、こんなタイトルつけたら絶対カスだと思うじゃん。
このタイトルで、「おおっ、面白そうだ」なんて思う人って、ほとんどいないと思うのですが。
ストーリーは、スペイン内戦を舞台に、神学校で学んだ親友同士がお互い別々の人生を歩みながら戦争を生き抜いていく・・・みたいなお話。
ヒューマン・ドラマとしても見応えのある作品です。
(いつものように、パチモン慣れしてる僕が言うことなので
「なんだ、つまんないじゃないか」というクレームは一切受け付けませんよ♪)



音楽は、米国版がロバート・フォークが担当。
他国バージョンは誰が手掛けたのか分かりません。(いつものクセで調べようともしない(^_^;))
やっぱり、この人がスコアを書くとハズレがありません。
ちゃんと明快なメロを持ったモチーフがあるって、ほんと素晴らしい。
激燃えという程ではありませんが、こう「グッとくる」感じの「燃え」方をするスコアはいい。
全編に渡って聴かせるスコアでお腹がいっぱいになります。
DVDのいかにもB級なテイストのパッケージとビデオ・タイトルにだいぶ損をしている作品ですが、
スコアについては言うことなしです。
(ちょっと難を言えば、曲が結構ぶつ切りになっていて、28曲も入っているのにトータルで55分しかないことぐらいか)
最近のRC系に辟易しているおっさんにとっては、こういうオールド・スタイルなスコアはホント癒されます。
「ジャジャジャジャ・・・・・」の繰り返しにコードがかぶっただけのような最近のスコアはいい加減もう勘弁して欲しいです。
こういう正統派のスコア、リバイバルでまた流行らないかなあ。
新作のサントラって、(特にアクションもの)ちゃんと本編でスコアを聴いてからでないと怖くて買えません。
これでは、ますますおっさんの耳が70年代イタリアのカス・スコアの方に指向してしまいます。


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