あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
昨年は、週末限定の更新で年間100本を紹介するのが精一杯でしたが、
いつもご覧いただきありがとうございます。
今年も同じようなことになりそうですが、気長にお付き合いいただければ幸いです。

本年1本目は、干支にちなんでヘビ映画を探してみたのですが、
「ドラゴン」は結構あるのですが、「ヘビ」の映画というとあんまり思い浮かばず、
ジェニファー・リンチ監督のヘビ女映画にしょうと思ったらサントラがなく、
結局これに落ち着きました。



Anacondas The Hunt for the Blood Orchid
監督:ドワイト・H・リトル
音楽:ネリダ・タイソン=チュウ
出演:モリス・チェスナット、ケイディー・ストリックランド、ユージン・バード、ジョニー・メスナー、マシュー・マースデン、ニコラス・ゴンザレス、カール・ユーン
2004年 アメリカ映画



ジャングルで大蛇が大暴れするB級パニック映画の続編。
この手の映画にしてはキャストが豪華でそこそこヒットしたせいか、
続編の登場となりました。
B級映画の続編というと、必ず地雷のニオイがするものですが、
この「2」は意外に楽しめました。
「ラピッド・ファイアー」のドワイト・H・リトル監督の演出が良かったこともあり、
スピード感ある映像は最後まで飽きずに観ることができました。
ストーリーは、ボルネオ島を舞台に、アメリカの科学者チームが、老化防止に劇的な効能がある希少植物を探しに島を訪れますが、ジャングルの中で大蛇の大群に襲われる・・・・というお話。
今回、キャストは残念ながらメジャーな人はいません。
ストーリー自体は、前作とは直接的なつながりはなく、舞台も南米からインドネシアに変わっています。
なお、劇場映画としてのアナコンダはここまで。
「3」からは、ルーマニア・アメリカ合作のTVムービーに格下げされているので
C級映画ファン以外は観ない方が無難でしょう。



音楽は、ネリダ・タイソン=チュウ。
リチャード・フランクリン監督の未公開作品「ゴーストアビス」なども手がけていますが、
手がけた作品の多くは、TVムービーやオーストラリア映画のようです。
オープニングタイトルは、ジャングルの空撮のバックで壮大でオリエンタルなスケール感あるスコアが登場しますが、すぐ劇伴に切り替わっちゃので、ちょっと残念。
このモチーフ、もうちょっと聴きたいという感じで終わってしまいます。
劇伴は、サスペンスフルなアクションシーンでは、ストリングスが気持ちよくザクザクと切り込む
スコアを提供しています。
最近のRC系とは違った新鮮味があってなかなかいい感じ。
ボルネオ島が舞台なので、それなりにオリエンタルな竹笛のような音(ジェームズ・ホーナーが良く使うやつ)があちこちに挿入されます。
サントラは、VareseレーベルからCDが発売されています。
最近、ぶつ切りのスコアが多い中、このアルバムのラストには、11分に及ぶ大曲が収録されています。
なお、この人、写真を見るまではてっきり男だと思ってのですが、実は女性でした。
エンド・クレジットには、Bluerootというバンドの”ChaPow!”という曲が流れますが、
サントラには未収録。
この曲、ファンキーなベースがブリブリいって前面に出てて気持ちいい。
こういう曲、結構好きだなあ。


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