BODY LOVE
監督:ラッセ・ブラウン
音楽:クラウス・シュルツ
出演:ロリータ・D・ノバ、グレンダ・ファレル
1977年 西ドイツ映画


本日は、削除覚悟でのご紹介。
なんと、70年代西ドイツ製のポ〇ノ映画です。


とんでもない邦題が付けられていますが、
日本でも劇場公開されたシロモノで、先輩たちの中には案外観た方がおられるのでは・・・。
僕は全くの未見で、どんな映画だったのかさっぱり分かりません。
なんでこんな映画を紹介するのかというと、
ドイツのプログレ・シンセ奏者クラウス・シュルツがサントラを担当しているという、
ただそれだけの理由。
アルバムのCD化にあたって、DVDを特典でつけようという話もあったようですが、
中止されたようです。




本編については、たいして書く事が無いのでこれくらいにして、
音楽は、ジャーマン・プログレッシヴ界の異端児クラウス・シュルツ。
プログレのシンセサイザー奏者がなんでポ〇ノのサントラを手がけたのか、その経緯は分かりません。
元アシュ・ラ・テンペルのドラマーで、
ソロになってからはポポル・ブーのフローリアン・フリッケからもらったと言われる(?)シンセで孤高の音作りを初めて以来、
ずっとトランス感覚溢れる壮大なシンセサイザー・ミュージックに没頭されています。
音の実験ともいえるシーケンサーを使った延々と続く音のループは、
後のテクノ、アンビエント・ミュージックに大きな影響を与えたことで知られています。
この人、1曲の収録時間がものすごく長くて、アルバム1枚に20分越えの曲が2曲しか入っていないアルバムが普通にあります。
本作のサントラも、3曲(CDはボーナス1曲追加)しか入っていません。
どの曲も静寂の中から徐々に音を盛り上げていき、中盤からシュルツ節ともいえる
独特のぶっといアナログ・シンセ・ソロが縦横無尽に飛び回ります。
アナログ・シンセの心地よい音が素晴らしく、懐かしのメロトロンの音まで飛び出します。
ドイツのミュージシャンなので、タンジェリン・ドリームに似た雰囲気があります。
パターン的にはどの曲も同じような曲調なのですが、
お部屋でのかけ流しBGMにすると、結構気持ちいいかも知れません。
それにしても、このスコアがポ〇ノのバックで流れると
一体どんな雰囲気になるのかと思い、試しに古い洋物ポ〇ノ映画のビデオを探してきて
音声消して再生してこのスコアを流してみたところ・・・・。
ハラルド・グロスコフのドラムキットが叩き出す単調なループ感が、
ピ〇トン運動には意外にマッチしていたかなという印象。
でも、これってかなり滑稽に映ります。
逆にシュルツのモワ~ンとしたシンセの音像は
「カオス」な雰囲気が出てしまって、なんともいえない居心地の悪さを感じます。
荘厳な音世界をバックに不謹慎なことをしているというような
罰当たりな感覚を覚えます。
これ、ほんとに本編に使用されたのかなあ。



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