METTI, UNA SERA A CENA
監督:ジュゼッペ・パトローニ・グリッフィ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:ジャン・ルイ・トランティニャン、フロリンダ・ボルカン、リノ・カポリッツィオ、トニー・ムサンテ、アニー・ジラルド、
1968年 イタリア映画

イタリア映画ですが、残念ながらパチモンではありません。
このところ、紹介する作品がちょっとずつパチモン系、イタリア系に近づいていってるような気がしますが、
あまり気にしないでください。
今日紹介するのは、一応まともなドラマです(^_^;)。
ただ、本邦劇場未公開な上にDVDも出ていないので、未だに観たことがないので、
本編についてはあまり詳しくは書けません。
ストーリーは、5人の男女が絡むお話で、夫と妻とそれぞれの愛人と・・・みたいな感じのドラマのようです。
僕が苦手なタイプの作品。
多分、観ても途中で寝るだろうなあ。
監督は、「スキャンダル・愛の罠」を撮った人。
(この映画も、なんだかドロドロして変な映画だったなあ。)
youtubeの動画を観た限りでは、劇中5人でテーブルを囲むシーンがあるので、
ここから邦題を持ってきたのだろうと思われます。
日本では本編よりもサントラの方が有名な作品です。



音楽は、巨匠エンニオ・モリコーネ。
この映画、サントラに関してはあまりに有名な作品で、
ソフトロック系のカバー・バージョンまであったりします。
(sandpipers、Roy Budd、Gloria等が素敵なカバーを残してます。)
渋谷系がこぞって飛びついたのも納得の1枚です。
アルバム全曲どれをとっても捨て曲は一切なしです。
テーマ曲は、軽いボサノバのリズムに乗ってエッダの美しいスキャットが冴えわたる名曲。
他の曲もそれぞれが独立した曲として聴くことができる高いクオリティを持っています。
ボサノバ、ソフトロック調、イージー・リスニング調、バラエティに富んだ内容が楽しいアルバムです。
中にはいつものモリコーネ節にバート・バカラックっぽいフレーズを練り込んだような曲まであって面白い。
ただ、1曲だけ奇妙なテイストの劇伴があります。
民族音楽調のおどろおどろしい曲で、モリコーネの前衛的な側面が炸裂した1曲といえるでしょう。
個人的にはこういうのがあった方が面白い。
このサントラ、渋谷系のみなさんのお陰か、日本でも結構人気が高いようで、
かつてSLCから9曲入りのものが発売されていましたが、
2年前だっけ?オルタネート・バージョンやフィルム・バージョンを追加した20曲入り長尺高音質盤まで発売されています。





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ある夕食のテーブル METTI UNA SERA A CENA/サントラ

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