GENGHIS KHAN
監督: ヘンリー・レヴィン
音楽: デュシャン・ラディック
出演: オマー・シャリフ、スティーヴン・ボイド、フランソワーズ・ドルレアック、ジェームズ・メイソン、テリー・サヴァラス、イーライ・ウォラック
1965年 アメリカ映画


僕がまだ大学生の頃、レンタル・ビデオ店で暇つぶしに借りて観た史劇もの。
モンゴル帝国を築き上げたジンギス・カンの半生を描いています。
しかし、オマー・シャリフのジンギス・カンは意外だったなあ。
キャスティング全般に渡って、ちょっと無理がありますが、
ストーリー自体の方も結構いい加減なところが見え隠れします。
ジェームズ・メイソンの中国人役もなんだかなあという感じだし、金髪のお姉ちゃん出てくるし、
冷静に観るとかなりスゴイことになってます。
まあ、もともと西洋人にはジンギス・カンはあまり馴染みが無いだろうから、
少々乱暴な描き方でも大丈夫だったのでしょう。
この作品、中高生が歴史の勉強のために観ることはあまりオススメできません。
時代考証ちゃんとやったんだろうか。
でも、その辺を度外視すれば、スペクタクルとしては迫力満点の作品だと思います。
久々にまた観たくなりました。
DVD出てないのかなあ。



音楽は、デュシャン・ラディック。
この人がスコア担当した映画って、他に「長い船団」くらいしか思い浮かびません。
もともとユーゴスラビア出身の人だそうで、
手がけた作品としてはロシアや東欧のTVドキュメンタリーとかショートフィルムの音楽が多いようです。
この映画のスコアは、オリエンタルな雰囲気が満点で
デュシャン・ラディックを起用したのは正解だったのではないかと思います。
中華系のメロなんだけど、決してカッコ悪いラーメン音楽になっていないのがいい。
テーマ曲は、勇ましいマーチ調のオケスコアで、ビデオで観てすっかり気に入ってしまいました。
この頃のサントラは、劇伴もテーマ曲に引けを取らないくらい自己主張があっていいんだよなあ。
スコアの中にドラマがあるというか、スコアだけで映画を語れる程の力強さがあるんだよなあ。
サントラは、米Kritzerlandレーベルから1,000枚限定でCDが発売されています。
ボーナス・トラック2曲追加ですが、音源はモノラルです。
オリジナルのLPもモノラルだったような気がします。
ジャケはオリジナルのものをそのまま使用。
いかにもこの時代の史劇のサントラっていう感じの雰囲気が
なんとも言えず素晴らしい。
ベン・ハーの構図そのまんま使ったような絵が、安直だけど素敵です。


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